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月曜日に上野の刺繍展に行ったら最高だった話

開催中の『上野アーティストプロジェクト2025刺繍 針がすくいだす世界』に行ってきた。開催期間は、2025年11月18~2026年1月8日。

私は刺繍やパッチワーク、手編みなど手芸作品を鑑賞するのが大好き。人間業とは思えないような細かい手仕事は、見るたびに感動で胸がホワっと温かくなり、感嘆の声がもれる。

内容を知る前から「この展覧会は絶対に行こう」と決めていた。決めたのはいいが、実際に出かける日がなかなか決まらない。

なぜなら、美術館に行くなら「ひとりで平日に」がベストだと思っているためだ。平日でも人気の展覧会は大混雑。押し合いへし合いしながら、作品を鑑賞するのは避けたい。

折しも刺繍展をやっている東京都美術館では『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』も開催中だ。

しかも、ゴッホ展のチケットで刺繍展にも入場できるという。ゴッホ展にも興味はあるけど、刺繍展にだけ行きたい私は、何となく損したような気持ちになった。

これは、刺繍展も混雑必至であろう。美術館のカフェやショップも大混雑間違いなし。むむむっと思い、リサーチしていると……。

ゴッホ展が休みで、刺繍展のみ開催しているありがたい日を見つけた!自分のスケジュールも確認して、2025年12月8日に刺繍展に行くことに決めた。

12月8日は、月曜日。上野恩賜公園にある、動物園も西洋美術館も休みである。

JR上野駅公園口を出ると「上野の年末」とは思えないような、人の少なさ。のんびりとした空気が公園全体を包んでいる。青空を背景に、黄金色のイチョウが風に散り、まるで一人旅をしているような、軽やかな気分で美術館に向かった。

到着すると、お昼を回っていたので先に腹ごしらえをする。美術館1階のカフェで、かぼちゃと生ハムのサンドとコーヒーをいただく。ゆっくり食事ができてサイコーだった。

かぼちゃと生ハムのサンドとコーヒー

いよいよ『上野アーティストプロジェクト2025刺繍 針がすくいだす世界』へ。

筆者撮影

今回の展覧会は、5名のアーティストの作品を展示している。糸の質感や針目、糸を重ねて盛り上がっている箇所、大胆に刺してある箇所に注目。ひとつひとつの作品を近くから、遠くから心ゆくまで観賞した。

刺繍は布に糸を刺すだけの、とてもシンプルな手芸だ。布・針・糸だけで、それぞれのアーティストが自分の世界を表現している。どの作品からも、敢えて刺繍という方法を用いて表現する楽しさを感じた。

制約(糸を布に刺す)があるからこそ、考えて工夫して伝えようよする。そこに個性が生まれる、そんな仕事を私もしたいと思った刺繍展だった。

最後にミュージアムショップでお買い物。美術館に行ったら、記念に何か購入することにしている。展覧会と買い物は、ワンセットのお楽しみだ。

今回は気に入った作品のポストカードを購入。ゴッホの作品を缶バッジにしたガチャガチャもやって大満足の一日だった。







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