劇薬は頭におかし
「ちょうどよかった。すっごく喉乾いてたんだよね」
机の上に置いてあったジュースを一気に飲み干す。ちょっと変な味がするが、飲めれば何でもうまい。
「ちりんちりん」と風流な音が聞こえてくる。
風鈴かと思ったが、風は吹いていない。風鈴に内蔵されているスピーカーから出ている音だった。ちっとも風流ではないが、涼しい気分になるのが不思議だ。
「シマウマは縦縞なのか、横縞なのか」
頭の中に問題が出された。考えたが、よくわからない。そういうときは、AIに聞いてみるが、答えがあいまいだ。シロクロはっきりさせてほしい。
「火山とは火の山のことである」
活火山は火を噴く。カッカと怒っている。休火山はおやすみ中。休暇届が出されている。死火山は死んでいた。そうとしか思えない。
ああ、なんだか、意識がもうろうとしてきた。ういろうは好きだが、もうろうは苦手だ。さっき、飲んだ変な味のジュースのせいかもしれない。きっと劇薬だったに違いない。そこで私の意識はフェードアウトした。
ひとり芝居『一杯の劇薬』、これにて閉演です。明日の公演は深夜一時からとなっています。どなた様も睡眠不足にならぬようしっかり昼寝してから、お越しいただきますよう、お願いいたします。本日はどうもありがとうございました。
(了)
ただお題を並べただけじゃないですか。タヌキ、ちがった、手抜きですよ!
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
はらとけいさんの企画に参加します。
よろしくお願いします。
#せりふ三題噺 #喉乾いてたんだよね #火山シマウマ風鈴
では、今日はこのへんで。
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。
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