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夢のつづき|#アマノ文筆クラブ

#ショートストーリー  本文:578字)

 私の夢は、作家になることだった。

 幼いころから、文字は私の中で小さな灯りのように揺れていた。学校の帰り道に拾った言葉をノートに貼りつけ、図書館で借りた本の余韻を胸にしまい、夜になると机の上で物語の種をこねた。

 努力という言葉は、いつの間にか日常の一部になっていた。本を読み、作文を書き、ブログに文章を載せ、短編を量産し、長編に挑み、公募に作品を送り続けた。落選通知の山は、むしろ私の背中を押す階段のようだった。

 そしてある日、階段の途中で光が差した。
 入賞の知らせ。
 出版社からの電話。
 担当編集がつき、原稿が磨かれ、装丁が決まり、本屋に自分の名前が並んだ。

 重版。ベストセラー。サイン会。拍手。
 夢が夢のまま現実を追い越していくような、眩しい日々。

 その絶頂の瞬間、私は目を覚ました。

 そうか。私は作家になったのではない。
 作家になる夢を見ていたのだ。

 けれど、布団の中で私はふと笑った。
 夢は、寝て見るだけのものではない。
 夢は、目を開けてからが本番だ。

 夢の中で見た未来は、ただの幻ではなく、私が歩くべき道の地図だった。ならば続きは、現実で見ればいい。見るだけではなく、かなえればいい。

 私は布団を跳ね上げ、机に向かった。
 夜明け前の空気は冷たく澄んでいて、まるで新しいページの匂いがした。

 キーボードを叩く。物語が始まる。夢の続きは、ここからだ。

(了)

夢は見るものじゃなく、かなえるものですね!


はれるや( ´ ▽ ` )ノ。です。
甘野充さんの企画に参加します。
よろしくお願いします。
#アマノ文筆クラブ #夢のつづき


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では、今日はこのへんで。
はれるや( ´ ▽ ` )ノ。

#作家 #夢

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