声にならない言葉を受け止めたい
子どもたちと関わる中で、
大切にしていることはたくさんあるが、
その中でも特に意識していることがある。
それは、
「声にならない言葉を受け止めること」
を常に大切して、子どもたちと関わっている。
自分には吃音やHSPがある。
その影響で、
言いたいことがあっても言葉が出なかったり、
周りの目を気にして話せなかったりする。
そんな経験があるからこそ、
子どもたちの言葉だけではなく、
その奥にある思いにも目を向けたいと思っている。
もちろん、
「声にならない言葉」と言っても、
人によってイメージは違うと思う。
けれど自分は、
子どもたちが本当に伝えたいことや、
言葉にできずにいる気持ちのことだと思う。
だから、子どもたちと関わる時は、
ただ言葉を聞くだけではなく、
その子の様子や表情、
周りの環境にも目を向けるようにしている。
・今、何を考えているのだろう
・何を伝えようとしているのだろう
・どうして言葉にできないのだろう
そんなことを考えながら関わることが多い。
もし言いづらそうにしていたら、
「今、こんな気持ちかな?」
と尋ねることもある。
時には、決めつけにならないように気をつけながら、その子の思いを代弁することもある。
今振り返ると、
この姿勢は初任校の子どもたちから教えてもらったのかもしれない。
初めて勤務した学校では、障害が重く、
自分の気持ちを言葉で表現することが難しい子どもたちがたくさんいた。
だからこそ、
言葉だけではなく、表情や視線、
仕草や雰囲気から、
子どもたちの思いを受け取ろうとしていた。
あの頃の経験が、
今の自分の土台になっている気がする。
子どもたちは、
いつも言葉で気持ちを伝えられるわけではない。
これからも、
声にならない言葉にも耳を傾けられることを
忘れずに子どもたちと関わっていきたい。
