同じ特性があっても、悩みは人それぞれ

実は、自分には吃音の他に、
HSP、色弱、チックがある。

こうして書くと、
色々な特性を持っているように見えるかもしれない。

でも、
自分が一番悩んでいるのは吃音だ。


もちろん、
HSPで疲れることもある。
色弱で不便を感じることもあるし、
チックが出ることも多い。

でも、
自分の中では吃音とは少し違う。

例えば、
HSPや色弱、チックのことを
周りから何か言われても、
笑って受け流せることが多い。

「そうなんだよね」と話せるし、
そこまで大きく落ち込むことはない。

でも、吃音だけは違う。

言葉が出ない。
伝えたいことがあるのに話せない。
周りの空気が変わる。


そして、最後にとんでもなく落ち込む。

大人になった今でも、
「もし吃音がなかったら」と思うことがある。

同じ自分の中にある特性なのに、
苦しみの大きさが全然違う。

だからこそ、
悩みというのは本当に人それぞれなのだと思う


世の中には、
自分と同じようにHSPの人もいる。
色弱の人もいるし、チックがある人もいる。

そして、
自分とは違う悩み方をしている人もたくさんいると思う。

もしかすると、
吃音よりもHSPがつらい人もいるかもしれない。
色弱で大きな困り感を抱えている人もいるかもしれない。
チックに悩み続けている人もいるかもしれない。

同じ特性があったとしても、
・何に困るのか。
・何を苦しいと感じるのか。
その大きさは一人ひとり違う。


だから、簡単に「分かるよ。」
とは言えないのかもしれない。

本当に大切なのは、
その人が何に困っているのかを
聞くことだと思う。


・どんなことがつらいのか。
・どんな場面で困るのか。
それは本人にしか分からないことも多い。

だからこそ、
話を聞くことが大切なのだと思う。


そこが、
障害理解や子ども理解にもつながる話だと思う。

自分は、
診断名を見ることではなく、
その人自身を見ることだと思っている。


同じ障害名でも、同じ特性でも困り感は違う。

だからこそ、まずは話を聞く。
そして、
「何に困っているのだろう」と考え続ける。


そんな姿勢をずっと大切にしていきたい。

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