第29章『入浴もリハビリに』
退院してから家でお風呂に入るにも色々と進化していきました。正確には進化じゃなく元に戻すかな?(^^;)
家でお風呂に入る時はまず準備があって、浴室の床に滑り止めマットを敷く。家の狭い浴室にシャワーチェアを持ち込む。そして前に楽天で買った4つ足の杖を持って入る。
浴室には2箇所ほど既設手摺がついてるが、ベストポジションにあるわけでもないのでこの杖が役に立つ。
お風呂に入ると病院に居た頃のようにシャワーチェアに座って頭や体を洗ったりして後は手摺を使って浴槽に入る。
ここまではとりあえず介助なしで入浴出来るようにはなった。
けど健常者の頃はこんな椅子に座らず立ったまま頭を洗ったりゴシゴシタオルを泡立ててからだも立ったまま洗えてた。
きっといつか出来るようになるぞ!
この頃の左手はまだまだ仕事が出来ず受け身で右手さんに洗ってもらってた。頭を洗うときもほとんど右手の仕事だった。まず、左手は辛うじて頭の上までは自力で上げれる。けどその次は右手と交互にゴシゴシなんて夢のまた夢(>_<)
麻痺してる左手は右手お父さんにお風呂に入れてもらってる赤ちゃんのようなもんだった。
右手は変わらず普通に動く。だから右手でそれまでの当たり前の動きをどこにどのタイミングで力を入れてる?力を抜いてる?みたいに観察研究してそれを左手に学ばせ実践させてみる。こうやって左手坊やは右手パパに色々教わって育てていく!
同じく左足お嬢ちゃんも右足ママにいっぱい教わって育てていく!
いろいろ調べて動きの仕組みがわかれば、それをパパとママに教えて、それぞれの子ども達に学ばせる。人に色々コツを聞くより体の中の事なのでこの方法が一番理解させやすい。
そこでまずお風呂の話の続きだが、右手だけで頭を洗うにもシャワーは壁のホルダーに取り付け上からシャワーを浴びてる状態で頭の泡を流す。これを左手にシャワーを持たせて右手でワシャワシャと濯ぐ。
まずはこれの練習だ。
じつはこれ、形だけならなんとなくそんな風には出来るがシャワーをもっと持ち上げないと顔に直接かかってる。とか体の後方へに向かってシャワーしてるから向きを変えないと、とか修正しながら正した体勢をしばらく静止して身体に覚え込ませる。
こんな事を繰り返して少しづつ左手に仕事を覚えさせる。
発病してから2年経った。
今では浴室滑り止めマットも使ってない。
立ったままシャンプーも出来る。
両手で交互のゴシゴシも、ゆっくりなら出来る。
シャンプー前後の濯なら左手もやれるようになった。
ゴシゴシタオルを左手で右腕の脇も洗えるようになった。
左手で泡立てネットを持って泡立てて洗顔も出来る。
ここまでの工程を立ったままやれるようになった。
入浴も素晴らしくリハビリになってます。
ほなまた(^_^)ノ
see you !
