【創作大賞2026応募作】生涯受注20億。それでも私は会社を畳んだ|全10話目次
生涯受注20億超。
それでも私は、会社を畳んだ。
30歳で独立し、建設業で走り続けた。
受注は積み上がった。
人からは、順調に見えていたかもしれない。
けれど、会社の内側では、少しずつ歯車が狂っていった。
負債1.7億。
買掛金7000万円。
体重120kg。
会社も、身体も、人生も、私は壊しかけた。
それでも今、私はもう一度、建設業の現場に立っている。
この連載は、成功者の物語ではありません。
失敗者の言い訳でもありません。
会社を畳んだ男が、何を間違え、何を失い、それでも何を守ろうとしたのか。
そして、人生は本当にやり直せるのか。
これは、建設業で生き、経営で傷つき、それでも現場に戻ってきた一人の男の記録です。
私は成功者ではない。
失敗者でもない。
生還者だ。
この連載について
この作品は、note創作大賞2026 ビジネス部門への応募作品として書いています。全10話を毎週、月曜日、水曜日、土曜日8時頃に公開予定です。
タイトルは、
『生涯受注20億。それでも私は会社を畳んだ』
全10話の連載です。
建設業で30年生きてきた私が、少年時代、震災復旧の現場、職人時代、上場企業、独立、経営悪化、破産手続、そして再起までを、自分の言葉で書いていきます。
これは、きれいな成功談ではありません。
むしろ、失敗の記録です。
でも私は、失敗で人生が終わるとは思っていません。
会社を畳んでも、人生まで畳む必要はない。
一度壊れかけた身体も、人生も、もう一度立て直せる。
そんなことを、私自身の経験を通して書いていきます。
全10話目次
【6/14公開】第1話 銀行の応接室で、世界がモノクロになった日
融資打ち切りを告げられた日。
私の長い延命戦は、銀行の応接室から始まりました。
【6/17公開】第2話 学級崩壊の中心にいた少年
授業を抜け出し、友達を巻き込み、先生を困らせていた少年時代。
人を巻き込む力は、問題児だった頃から私の中にありました。
【6/20公開】第3話 家が凶器になった日
阪神淡路大震災の復旧現場で見た、倒壊した家。
家は人を守るものでなければならないと、後に気づく原点の話です。
【6/22公開】第4話 逃げた大学と、戻った学び
決まっていた大学に進んだ私は、一度、完全に逃げました。
勉強からも、将来からも、自分からも。
【6/24公開】第5話 25,000人の中から選ばれたFラン大学生
就職氷河期。
決して優秀ではなかった私が、上場企業の採用試験に挑んだ話です。
【6/27公開】第6話 30歳、独立。すべてが自分の責任になった
営業、設計、現場、資金繰り。
独立した瞬間から、すべてが自分の責任になりました。
【6/29公開】第7話 栄光という名の毒
外から見れば、順調に見えていた時期。
けれど内側では、酒、暴飲暴食、粗利不足、資金繰りが少しずつ私を蝕んでいました。
【7/1公開】第8話 弁護士事務所の重い扉の前で
もう自分だけではどうにもならない。
そう認めて、弁護士事務所の扉を開けた日の話です。
【7/5公開】第9話 買掛金7000万円を、現金で返し続けた日々
飛ばしてしまった支払いを、少しずつ、現金で返し続けた日々。
職人、協力業者、支えてくれた人たちへの話です。
【7/6公開】最終話 50歳、私はNo.2としてもう一度現場に立っている
会社を畳んだあと、私はもう一度、建設業の現場に戻りました。
今はNo.2として、もう一度、組織と人に向き合っています。
まずは第1話から
この連載は、第1話から順番に読んでいただけると嬉しいです。
最初の舞台は、銀行の応接室です。
「これ以上は、融資はできません」
その一言から、私の長い延命戦が始まりました。
生涯受注20億超。
それでも私は、会社を畳むことになります。
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書いている人
建設経営サバイバル|にい
建設業界30年超。
元職人/設備業、東証上場企業/現場管理、地場工務店/営業企画、工務店/社長、上場企業/外部委託講師、現在は地場ビルダー/No.2。
30歳で独立し、生涯受注20億超。
しかし経営は行き詰まり、会社を畳む決断をしました。
買掛金7000万円を返し続け、体重120kgまで壊れかけた身体も、現在は78kgまで戻しました。
今は、建設業で生きる経営者、幹部、営業、職人たちへ向けて、経営、営業、組織、再起について発信しています。
読者の皆さまを、私はフォロワーではなく「同志」だと思っています。
詳しいプロフィールと、この発信に込めた思いはこちらにまとめています。
最後に皆さまに・・・
会社は畳んだ。
しかし、人生まで畳む必要はなかった。
失敗した人間にしか書けないことがある。
傷ついた人間にしか届かない言葉がある。
再起する人間にしか発信できないことがある。
この連載が、どこかで踏ん張っている誰かに届けば嬉しいです。
さよならお元気さまで。
