大人になると“ワガママ”って言いづらくなるから。
風の踊り場で、陽光をあびながら。
伸びやかな歌を聴く日曜日の朝。
🎵
おはようございます。
毎週にちようびの朝に好きな音楽を語るエッセイ、『にちようびの音。』です。
ここ2、3週間ほど、noteの更新ができずにすみません。
繁忙にいろんな事情も重なり、しばらく身動きが取れませんでした。
今はだいぶ落ち着いたので、こうして更新を再開していこうと思います。
さっそく余談ですが、私が住んでいる福岡は、ここしばらく桜の見頃を迎えています。
先週は特によかったですね。
あいまをどうにかぬって桜並木に繰り出し、スマホでパシャパシャ撮ってきました。
Xかインスタかで投稿しますので御覧ください。
ところで、NHKの「みんなのうた」って番組がありますよね?
覚えてます?
もしかしたら、みなさんも子供の頃に見たことがあるかもしれません。
今回紹介する曲は、そこで放映されたことがある歌です。
びっくりしますよね。
こんなにも「大人の風情」みたいな情感がたっぷりの、ゆったりとした歌なのに。
まァ、それで私にクリティカルヒットしたわけなんですが。
🎵🎵
今回ご紹介した動画は、堀下さゆりさんの「カゼノトオリミチ」。
ピアノのゆったりとした調子と、堀下さゆりさんの伸びやかな歌声が柔らかく交じって優しい。そんな一曲です。
大人になって歌詞を眺めながら聴くと、なんだか滋味深いというか、のびのびと歌い上げる中になんとも味わい深い情趣が見え隠れしていて、実に私好みです。
歌詞をなぞると、気落ちしていた大人がカゼノトオリミチを抜けるうちに気力を取り戻して、またいつもの日々に戻ろうと思うという歌なんですよね。
僕と君がいて、対比と関係性の変化が見られて、しっかり文学してますね。
ですが、それはそれとして。
「これを流した『みんなのうた』、すごいな?」
と、最初は思いました。
「みんなのうた」って、園児や小学校低学年の子もいっぱい見てますから。
それで童謡を学んだり歌ったり、そんなイメージもあるテレビ番組です。
もしかしたら、このゆったりとした調子がおひるねの時間に合うみたいな意図もあったのかな。
それはそれとして、私の心にヒットしたことは変わりません。
🎵🎵🎵
ということで、今回はカゼノトオリミチを紹介しました。
この曲の最後の一節にあるフレーズ。
「こんなワガママ、はじめてです」
ここが特に好きですね。
「これはワガママだ」と思うと、言葉にしづらくなる。
大人ってそういう生き物ですから。
この歌詞の、それを言えて一歩を踏み出しながらも、鷹揚というか、やんわりと構えている感じがとても好きなわけです。
喉元でせき止めていた言葉をふと口に出すことができたわけですね。
ともあれ、また聴けてよかった。
それではみなさま、よい一日を。
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