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温泉のpH値を知る!


肌触りや効能を左右する「酸性度・アルカリ性度」の秘密

温泉分析表でよく目にする「pH値(ピーエイチ値)」。これは、その温泉がどれくらいの酸性なのか、それともアルカリ性なのかを示す数値で、温泉の肌触りや、私たちの体に与える影響、期待できる効能を大きく左右する重要な要素です。

pH値は0から14までの数字で表され、数値が小さいほど酸性が強く、大きいほどアルカリ性が強いことを示します。ちょうど真ん中の「7」が中性です。

日本の温泉法では、pH値による泉質の分類はありませんが、一般的にその特徴から以下の5段階に分けられます。

是非、自分の肌の調子や感じる肌触りの参考にしてみてください!

pH値による温泉の分類と特徴

♨ 強酸性泉(pH 3未満)

■特徴
刺激が強く、金属を溶かすほどの力を持つ。湯は無色透明なことが多いが、成分によっては白濁することも。酸っぱい味がする。
■体への影響・効能の傾向
・強い殺菌・ピーリング作用: 古い角質や汚れを取り除く効果が非常に高く、皮膚病(水虫、アトピー性皮膚炎の化膿期など)に良いとされる。
・肌への刺激: 敏感肌の人には刺激が強すぎる場合がある。
■代表的な温泉地 (例)
群馬県:草津温泉
秋田県:玉川温泉
北海道:登別温泉(一部)

※玉川温泉のpH値が1.05~1.2とか言われていますがこれはほぼ胃液です。


♨ 弱酸性泉(pH 3以上6未満)

■特徴
強酸性泉ほどではないが、酸性特有のピーリング作用や殺菌作用を持つ。強酸性泉よりも肌への刺激は穏やか。
■体への影響・効能の傾向
穏やかなピーリング・殺菌作用: 肌への刺激を抑えつつ、皮膚を清潔に保つ効果が期待できる。
アストリンゼン効果: 肌を引き締める効果。
■代表的な温泉地 (例)
長野県:白骨温泉(一部)
宮城県:鳴子温泉(一部)

♨ 中性泉(pH 6以上7.5未満)

■特徴
刺激が少なく、肌に優しい。どんな肌質の人でも安心して入浴できる。湯の色や匂いは溶け込んでいる成分によって様々。
■体への影響・効能の傾向
刺激が少なく肌に優しい: 老若男女、敏感肌の人にも適している。
成分のバランス: 特定の強い効果よりも、溶け込んでいる他の成分(微量のミネラル)による総合的な効果が期待される。
■代表的な温泉地 (例)
神奈川県:箱根温泉(一部)
大分県:別府温泉(一部)
全国各地に多数

♨ 弱アルカリ性泉(pH 7.5以上8.5未満)

■特徴
ぬるぬるとした肌触りを感じることが多く、肌の古い角質や汚れを落とす「クレンジング作用」が期待される。
■体への影響・効能の傾向
肌のクレンジング作用: 石鹸のような乳化作用で、肌表面の汚れや皮脂を優しく取り除く。「美肌の湯」「美人の湯」として人気。
保湿効果: 湯上がりはしっとりとした感触。
■代表的な温泉地 (例)
岐阜県:下呂温泉
佐賀県:武雄温泉
熊本県:黒川温泉(一部)

♨ 強アルカリ性泉(pH 8.5以上)

■特徴
非常にぬるぬるとした強い肌触り。石鹸水のようにヌルヌル、とろとろとした感触。皮膚の表面を最も柔らかくする作用が強い。
■体への影響・効能の傾向
非常に高いクレンジング作用: 古い角質を強力に乳化・除去し、肌をツルツルにする効果が非常に高い。
刺激: 皮脂を落としすぎるため、乾燥肌の人や長時間入浴は注意が必要。肌の弱い人は少し刺激を感じることも。
■代表的な温泉地 (例)
埼玉県:白寿の湯
山梨県:白石温泉(一部)
栃木県:喜連川温泉(一部)

※アルカリ性日本一は「都幾川温泉 旅館とき川」さんですが、pH値11は石鹸水とか重曹水と同じです。


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