夜職保育士さんと僕② 繋ぐ手と心
この物語はたぶんフィクションです
ミキさんと僕もたぶん空想上の誰かです
でも、空想上でも良いから、2人のかけがえのない時間を残せたら良いなと思います
ミキさんの家での居候生活が始まった
ミキさんは保育士さんで、専門学生の僕より少し早く家を出る
ミキさんはトーストとコーヒーを飲んで出勤
僕は片付けをしてから登校
一緒に住むにあたって、家事は僕の分担になった
洗濯(ベランダがないから部屋干し)
洗い物
掃除
洗濯たたみ
大まかなことは僕で、買い物と料理はミキさんが担当してくれた
学生の僕はミキさんよりも早く家に帰れる
だから、帰ったら掃除をして、洗濯物をたたみながらミキさんが帰ってくるのを待ってる生活をしてた
今思い返せば、女性物の下着のたたみ方はこの頃に仕込まれたように思う
ただ、週に3日、火曜日と金曜日と土曜日の夜はミキさんは夜遅くか朝方に帰って来た
ミキさんは保育士をしながら『夜職』の掛け持ちをしていた
始めた頃は、少し割の良いバイトみたいな感じだったみたいだけど、僕と出会った時には本業よりも稼いでた
常連のお客さんも着いて、同伴はしてなかったけど出勤日はアフターがあるから遅くなった
でも、何があっても朝までには帰ってきてくれた
僕が居候するようになってからは、僕は何も言わなかったけど帰ってきてくれた
新しく犬を飼い始めたって説明してたらしい
ただ飲んで帰って来るだけの日もあったけど、常連さんとホテルでご休憩してくる日もあった
そんな日は、必ず僕の手を握って一緒に寝てくれた
でも、そうしてくれるのは、そういう日だったって事で…
優しさを感じているのに、すごく寂しい
今でもなんて表現すれば良いかわからない、複雑な気持ちになった
続きの話はこちらから
