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熟議とはなにか?スピード時代の熟議

今日予算案と予算関連法案が強行採決によって衆院通過の見通しとなった
「熟議が必要」という
もちろん国会なのだから審議を通した様々な問題点の議論は起こってほしい

熟議の具体的な総質問時間についてあまり明快になっていない
例えば一般論として本予算の総質問時間は70時間前後と言われている

しかし今回衆議院での予算審議の総質問時間は60時間に達していない
過去の最短総質問時間が66時間であることを考えると異常に短い
熟議のラインを考えるなら最低60時間以上は必要だと考える
しかも高市総理が解散したことで予算審議が駆け足になっているにも関わらず。年度内成立に固執していることが事態を悪化させている。

自民党鈴木幹事長の呼びかけで開催された
自民、国民民主幹事長会談
ここで榛葉幹事長は「16日採決」を提案した
今のままでは賛成できないから1日質問時間を追加してくれれば
賛成できるという妥協案を提示した
総質問時間60時間を超えてくれれば賛成しますよ
国民民主にしてみれば最大限の妥協だったと思われる

ここで問題になるのは衆議院ではない
強行採決して参院に送れば少数派になっている
参院与党は議会運営に相当な困難が伴うことになる
参院自民は長年ねじれを経験し、野党とはできる限り話し合う
(もしくは話し合いをしないと運営ができない)傾向にある
強行採決で参院に送れば予算関連法案の審議は野党が多数の委員会審議
まず間違いなく16日から審議はできない
参院与党がスムーズな審議を進めるためには国民民主の支持が必要である

鈴木幹事長は予算賛成を要請し
榛葉幹事長は条件を提示した
しかし結果的に自民は国民民主の提案を受け入れなかった
高市首相が13日採決にこだわったからだという

これでレールは引かれた。
高市首相がなにかしらの妥協しないと
自然成立の4月半ばまで予算が通らない可能性も考えられる

問題は野党側、特に中道にもいえる
熟議というならばWBCを大臣が観戦したかどうかなどどうでもいい
結局批判ファースト、揚げ足ファースト
マスコミ向けのパフォーマンスと言われても仕方ない
そんなヒマがあると言われれば質問必要ないですよねと漬け込まれる

でわ参院の平均的な総質問時間が短くても60時間前後
衆院を通過した予算案は30日で自然成立するので
通常2月末に衆院を通過すると年度内成立が確定する
しかし今回は違う
13日採決に固執しても年度内成立は確定ではない
衆院が数の暴力でも参院は野党側の数の力がものをいう
高市総理になにか参院で国民民主を賛成に回らせる腹案があるのかわからない。しかし国民民主は衆院での予算反対を決定している
参院の早期成立は不透明だ

とりとめのないことを書いたが
もしかしたら夜に急転直下の展開もあるかもしれない
大事なのは見ている側の判断
マスコミや評論家なんぞあてにならない

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