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室内で思い切り体を動かせる!〜子ども同士の対話が生まれる運動遊び〜


猛暑日が続き、思うように外で遊ぶことができないこの時季は、室内で思い切り体を動かして心地良い汗をかきましょう!
『保育とカリキュラム』8月号の本誌では運動遊びの様子が動画でも視聴できるようになっているので、保育者の遊び理解だけでなく、子どもたちの遊び理解にも、ぜひ活用してください。




仲間意識が深まる運動遊び

暑くなると戸外では水遊びやプールでの遊びが中心になります。一方で熱中症を回避する観点から、戸外で遊ぶ時間が少なくなってしまうのも現状です。しかし、全身を動かすことは子どもの成長にとって欠かせない活動で、本能的な欲求でもあるため、室内での運動遊びを意図的に計画し実践することが望ましいと思われます。
運動遊びは、サーキット遊びのように身体機能全般を高める活動と、決まったルールの下で全身を使い、仲間とふれあって関係性を豊かにする活動に大別されます。どちらも思いのままに遊ぶのではなく“はじまり”があって“おしまい”がある保育者提案型の活動なので、クラス全体に一体感が生まれやすくなります。今回は、室内で短時間、みんなでルールを理解・共有した上で、迷いや戸惑いを感じながらも仲間意識を深めていくことができる遊びをご紹介します。


【3歳児】 イスで2人ふれあい

準備物
・イス(人数分)  ・タンブリン

★イス2脚を横並びでセットにして、人数分を並べる。

①ピアノの音(並足曲)に合わせてイスの周りを歩く。

②タンブリンの合図でイスに座る。

③隣に座った子どもとふれあい遊びをする(イスに座ったままでも、立ってもOK)。

「あくしゅ あくしゅ あくしゅで あっかんべー」
「パチパチパチ・どかーん」
「あたま・かた・ひざぽん」

💡遊びのポイント
初めは、できるだけ同じテンポ(ゆっくりめ)で繰り返して要領をつかめるようにしましょう。

🌱保育者の援助
イスに座るときは急かさずに見守り、ふれあい遊びはリズムとテンポを一定にします。繰り返し、慣れてきたらテンポを変えるなどして、遊びに強弱をつけます。

📝遊びのまとめ
人数を半分に分ける
幼児の場合、概ね20〜30人で1クラスですが、いきなり全員で行なうのではなく、人数を半数程度(10〜15人くらい)に分けることで、展開がスムーズになり、一人ひとりの子どもの様子を丁寧に見ることができます。




【5歳児】あいこでどっかーん

準備物
・特になし

①部屋の中を歩き、相手を見つけてじゃんけんをする。

②負けた子どもは勝った子どもの後ろにつながる。

あいこの場合、「あいこでどっかーん」の掛け声でつながっていた子どもがバラバラになる。

③ ①②を繰り返す。


💡遊びのポイント
短い時間でじゃんけんを何度も経験することができ、列車が長くなる喜びと、「あいこでどっかーん」でバラバラになる虚しさを味わうことができます。

🌱保育者の援助
子どもたちの様子を見ながら、ルールが浸透しているかを把握しましょう。


本誌ではさらにたくさんの運動遊びの例を、分かりやすい動画もまじえて紹介しています。詳しくはぜひそちらをご参照いただき、暑い夏の保育にお役立てください!

2026年度 月刊保育とカリキュラムは、こちらからご購入いただけます!


月刊 保育とカリキュラム 2026年8月

教えてくれた人/
監修・執筆:
片山喜章 先生(社会福祉法人種の会 会長)

執筆:
徳畑 等(天王寺こども園 園長)
東 洋一郎(つどいの森もみの木こども園 園長)
原 康大(はっとこども園 副園長)
和田 啓佑(世田谷はっと保育園 副園長)

イラスト/にゃほこ、野田節美

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