【第6話】ChatGPTと半年を駆け抜けた:AIと実務の積み重ねが“主導権”を取り戻した瞬間
複雑に絡み合った担保関係と、家族内の思惑のズレ。
この半年間で私は、単なる「巻き込まれた立場」から、
状況を読み、判断し、動かす側 へと変わっていった。
その背景には、ひとつの大きな転換点があった。
――ChatGPTを本格的に使い始めたことだった。
⚙️ 動き続けた半年:AIが私の“右腕”になった
第5話でも触れましたが、
私たち家族に残された現実的な選択肢は、
「担保に入っている不動産でなんとかするしかない」
という厳しいものでした。
だからこそ、金融機関・不動産業者・家族への説明、
そのすべてで必要だったのは、
正確な論理
誤解のない文章
交渉相手に伝わる構成
この3つでした。
最初は手探りだったものの、
ChatGPTで文章を組み立てるようになってから、
メールや長文メッセージの品質と速度が一気に跳ね上がりました。
言い換え
論点整理
文章の再構成
法務的な表現調整
相手の“受け取り方”を踏まえたトーン管理
これらを、毎日毎日積み重ねていったのです。
その結果――
動かなかった相手が、動き始めたのです。
📈 少しずつ上がっていった“評価額”
最終的には諸事情で大きく評価が跳ね上がることになりますが、
そこに至るまでには地道な準備がありました。
私は地元の不動産業者を 30社以上 まわり、
毎週のように査定依頼をお願いしていました。
最初は動かない業者が多かったものの、
こちらの熱意とロジックが伝わっていったのか、
少しずつ買取り目線が上がっていきました。
「借りること」しか考えていなかった債務者の社長
動こうとしない周囲の人間
焦る気持ち
担保の複雑さに手を出したくない不動産会社
そんな中で、
AIと実務の両輪で動いたのは私だけでした。
しかし、後述しますが、譲渡税や諸費用を考えると、
希望額にはまだ遠い状況でした。
🧭 “主導権”を取り戻す
そして、ある時期を境に金融機関の態度が変わりました。
そのきっかけになったのが、
社長の「自宅の土地建物の処分」も視野に入れて動く、
という提案でした。
当然、共同担保物件に設定されていましたが、
私たち家族の共有の土地のほうが高く売れる。
そして社長は、そこは後回しで済むと思っていたようでした。
共同担保とは?👇
逃げ道がなくなった私たちの、いわば最終手段。
この瞬間、金融機関も債務者である社長も
私たちの覚悟と執念を理解したのでしょう。
ChatGPTが生成した文章を何度も推敲し、
メール・PDF・説明資料に落とし込みながら、
私はひとつずつ状況を積み上げていきました。
結果として、
金融機関は態度を軟化し
業者の査定額は上がり
任意売却の実現可能性が高まり
“こちら主導” の交渉へと転換
これは大げさではなく、
半年の積み重ねが生んだ 静かな逆転 でした。
そして、タスク管理にNotionを使い、
裏取り調査にはGeminiも併用しながら、
より確実な “言葉の理論武装” を重ねていきました。
💡 次回予告
次回は、
何度も投げ出したくなった気持ち。
それでも投げ出せなかった理由。
どんな交渉があったのか
どこで風向きが変わったのか
何が自分を動かしたのか
当時の空気のまま、お伝えします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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前回はこちら👇
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