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ネズミ小僧は、千両箱を持って本当に逃げられたのか?

時代劇では、

軽やかに屋根を走り、

華麗に消えていく。

でも、

ひとつ疑問があります。

それ、
持って逃げられる重さですか?


千両=1億円の正体

千両箱。

中身は、
小判1,000枚。

1両がだいたい10万円。
江戸中期の物価(特にお米の値段)
を基準にしています。

金額にすると、
約1億円。

ここまでは、
よく聞く話です。


問題は「重さ」

小判1枚は、
約11g。(※)

1,000枚で、
約11kg。

さらに箱の重さが、
約5〜7kg。

合計、
約15〜20kg。

※「小判1枚は約11gとされることもありますが、これは江戸後期の一部の小判の重量であり、時代によって17g前後から11g程度まで大きく変化しています。」

小判は「純金」ではありません

江戸時代の小判は、見た目こそ金そのものですが、実際には銀などを混ぜた合金でした。

特にネズミ小僧が活動した江戸後期になると、金の含有量はおよそ50〜60%程度まで下がっていたとされています。

つまり、小判1枚(約11g)のうち、実際の純金は約6g前後。

幕府は財政難になるたびに金の割合を下げ、同じ「1両」でも中身の価値を調整していました。

一見すると変わらない小判でも、その中身は時代によって大きく違っていたのです。

(得意のどうでもいい細かい計算をするクセ発動中)

現代で言うと


お米の袋

  • 5kg袋なら:3~4袋分

  • 10kg袋なら:1.5~2袋分

(軽くみても、です)

それを抱えて、
全力疾走。

しかも、
屋根の上。

普通に、
無理です。


ネズミ小僧、身体能力バケモノ説

・20kg持って走る
・屋根を移動する
・見つからずに逃げる

これ、
普通の人間では無理です。

もはや、
パルクール選手。

いや、
それ以上かもしれません。


…と思いきや

実は、

ネズミ小僧は、
もっと現実的でした。


ネズミ小僧も、気づいていた

彼は、
千両箱を丸ごと盗んでいません。

理由はシンプルです。

重くて、
逃げられないから。

その場で箱を開け、
持てる分だけの小判を、
風呂敷に包んで逃げていた。

あるいは、

最初から数十両の小金だけを狙った。


経済で見ると

これ、
かなり優秀です。

目の前に1億円がある。

普通なら、
全部持ち帰りたくなる。

でも彼は、
違った。

自分の体力という「リソース」と、
逃げ切れる確率という「リスク」を考え、

確実に持ち帰れる利益だけを回収した。

もはや、
優秀なビジネスパーソンです。

(※筆者注:泥棒です)


結論

ネズミ小僧は、
超人ではありません。

欲に飲まれず、
現実を見ていた人間でした。


教訓

物語は美化されます。

でも現実の成果は、

「持ち運べる重さ」を知っている人間だけが、

確実に持ち帰るのです。

​ミニコラム:お代官様も震える?
「菓子折りの底」の資産価値

​時代劇で悪徳商人がスッと差し出す、紙に包まれた小判。あれを「1両=10万円」で換算すると、お菓子の下にはとんでもない「重み」が隠されています。

・​「10枚包み(100万円)」: 「つまらないものですが…」と言いつつ、軽自動車が1台買える現金を渡しています。これでもまだ「挨拶代わり」のレベル。

・​「25枚包み(250万円)」: これが標準的な裏金のボリューム。高級ブランド時計や、ちょっとしたリフォーム費用が一瞬で動いています。代官の口角も自然と上がります。

・​「50枚包み(500万円)」: 菓子折りの底が抜けるレベルの厚み。地方の築古ワンルームマンション1部屋分のキャッシュです。ここまでくると、もはや「接待」ではなく「共同経営」の域ですね。

悪代官が「お主も悪よのう」と笑うのは、単に気が合ったからではありません。目の前に「帯封のついた札束」がゴロゴロ転がっているからです。

悪ノリしてきたGeminiさん


おふざけ歴史×経済のまとめはこちら👇

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