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PDFが教材に進化!動画や音声も入れられる「FlipHTML5」を使ってみた

授業で使うワークシートや研修資料を作っているときに、

「この説明に動画を付けられたら、もっと分かりやすいのに」

「文字や写真だけではなく、実際の動きも見せたい」

と思ったことはありませんか。

私自身、これまで教材や研修資料を作成しながら、資料の中に動画や音声を簡単に入れることができれば、とても便利だと考えていました。

例えば、理科のワークシートに実験動画を入れたり、英語の教材に発音の音声を付けたり、アプリの操作方法を説明する動画を、その資料の中で見られるようにしたりする使い方です。

ただ、そのような教材を作るには、難しい操作や専門的な知識が必要なのではないかと思っていました。

ところが今回、それが驚くほど簡単にできるサービスを知りました。

それが、今回ご紹介する「FlipHTML5」です。


実際に使った感想を率直に紹介

今回、FlipHTML5様から、

「まずは1か月間、実際に有料プランの機能を使ってみて、感じたことを率直に紹介してください」

というお話をいただきました。

良いところだけを紹介してほしいという依頼ではなく、実際に使ったうえで、学校現場で役立つ点や、利用するときに気になった点も含めて、正直な感想を伝えてほしいという内容でした。

そのお話を伺い、サービスに対する自信とともに、利用者の率直な意見を大切にされている企業だと感じました。

なお、この記事と動画は、FlipHTML5様から1か月分のPlatinumプランの提供を受けて作成しています。

実際に使ってみると、想像していた以上に操作が分かりやすく、資料の中に動画や音声を入れる作業も簡単でした。

「これまで難しいと思っていたことが、こんなに手軽にできるのか」

と、私自身驚きました。


FlipHTML5とは

FlipHTML5は、PDFやPowerPointなどの資料をアップロードして、ページをめくりながら読めるデジタルブックに変換できるサービスです。

すでに作成している資料をアップロードすると、本のようにページをめくれる形で表示されます。

最初から特別な教材を作り直す必要はありません。

これまで作ってきたワークシート、研修資料、学校行事のしおりなどを、そのまま活用できます。

ページをめくる動きが加わることで、普通のPDFを見る場合とは少し違った、読み進めたくなる資料になります。

パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも閲覧できるため、家庭学習や保護者向けの資料にも活用できそうです。


パソコン スマホ タブレットでどのように見えるかが簡単にわかる

ワークシートの中に動画を入れられる

私が特に魅力を感じたのが、資料のページに動画を配置できることです。

例えば、理科のワークシートであれば、実験の方法を説明するページに、実際の実験動画を入れることができます。

子どもたちは文章を読むだけでなく、動きを見ながら実験の手順を確認できます。

体育では、運動の見本となる動画を入れることができます。

図工や家庭科では、作品の作り方や道具の安全な使い方を、動画で分かりやすく伝えることができます。

プログラミング学習では、ブロックの動かし方やアプリの操作方法を、画面録画の動画で示すこともできます。

動画を別の場所で探したり、別のアプリに切り替えたりせず、説明が書かれているページの中で、そのまま再生できるところが便利です。

実際に動画を配置してみましたが、操作はとても簡単でした。

動画を入れたいページを開き、動画の機能を選び、ページ上に配置します。

あとは、大きさや位置を調整するだけです。


音声を使った教材づくり

動画だけでなく、音声を使った教材づくりにも活用できます。

例えば、小学校低学年のワークシートに、問題の説明を読み上げた音声を付けることができます。

文字を読むことが難しい子どもも、音声を聞きながら学習を進めることができます。

国語では、詩や物語の朗読を聞けるようにすることができます。

英語では、単語や英文の発音を、必要なときに何度も聞き直すことができます。

音楽では、歌や楽器の音色を、資料の中で確認することもできます。

また、先生がページごとに短い説明を録音しておけば、欠席した子どもや、家庭で復習する子どもも、自分のペースで学習できます。

紙のワークシートでは難しかったことが、デジタルブックにすることで可能になります。


修学旅行のしおりにも活用できる

FlipHTML5は、授業用の教材だけでなく、学校行事の資料にも活用できると思いました。

例えば、修学旅行のしおりです。

これまでのしおりには、日程、持ち物、訪問する場所の説明、注意事項、集合時刻などを掲載していました。

FlipHTML5を使えば、訪問先の紹介動画、集合場所の地図、ホテルでの過ごし方を説明する動画などを、しおりの中に入れることができます。

訪問する場所の写真を押すと、詳しい説明ページや関連サイトが開くようにすることも考えられます。

事前学習で調べた内容や、先生からの説明音声を加えることもできます。

子どもたちは文字や写真を見るだけでなく、動画や音声を使って、修学旅行について具体的にイメージできます。

旅行後には、活動を振り返る写真や動画を加えて、思い出のデジタルブックとしてまとめることもできそうです。

ただし、児童生徒の写真や動画を使用する場合には、掲載の許可、公開範囲、個人情報の扱いに十分注意する必要があります。
修学旅行のしおりのデジタルブック(サンプル)はこちら



PTA活動や学校行事にも

PTA活動の資料作成にも利用できます。

例えば、PTA総会の資料、行事の案内、活動報告などを、デジタルブックにすることができます。

文章だけでは伝わりにくい活動については、写真や短い動画を加えることで、実際の様子が伝わりやすくなります。

運動会やバザー、資源回収などの準備や作業の流れも、動画を使えば分かりやすく説明できます。

初めて役員になった方に向けて、前年の活動の様子や準備物、当日の役割などを動画で残しておけば、引き継ぎ資料としても役立ちます。

学校行事の記録、周年記念の資料、地域と学校の活動を紹介する資料などにも活用できそうです。

文字だけでは伝わりにくい活動の雰囲気を、動画や音声を通して伝えることができます。


リンクやQRコードで共有できる

完成したデジタルブックは、リンクやQRコードを使って共有できます。

授業では、電子黒板にQRコードを表示し、子どもたちが自分のタブレットで読み取ることができます。

家庭学習では、Google Classroom、スクールタクト、ロイロノートなどにリンクを掲載できます。

校内研修では、研修用のGoogleサイトなどにリンクを載せておけば、研修後にも内容を見返すことができます。

大きなPDFや動画ファイルを一つずつ送るのではなく、一つのリンクを共有すればよい点も便利です。

スマートフォンからも閲覧できるため、保護者向けの資料にも活用できそうです。


実際に使って感じた良かった点

今回、FlipHTML5を実際に使ってみて、最も印象に残ったのは、操作の簡単さです。

PDFをデジタルブックに変換するところから、動画や音声を配置するところまで、画面を見ながら直感的に進めることができました。

特別なプログラミングの知識は必要ありません。

すでに作成しているPDFやPowerPointを活用できるため、これまでの教材を無駄にせず、少しずつデジタル教材へ発展させられるところも魅力です。

動画や音声を追加することで、これまでの「読む資料」から、見たり、聞いたり、操作したりできる資料へと変えることができます。


利用するときに注意したいこと

便利なサービスですが、学校で利用する場合には、いくつか注意が必要です。

まず、動画や音声をたくさん入れれば、必ず分かりやすい教材になるわけではありません。

どのページに、何のために動画や音声を入れるのかを考える必要があります。

子どもたちに見せたい内容を明確にし、必要な場所に必要な情報を配置することが大切です。

また、インターネット環境や学校端末の制限によって、正常に表示できない場合も考えられます。

実際に授業で使う前に、学校の端末で動作を確認しておくことをおすすめします。

児童生徒の名前や写真、学校内部の資料を使用する場合には、学校や教育委員会のルールに従う必要があります。

教科書や市販教材の内容を、そのまま公開することも避けなければなりません。

便利な機能だからこそ、安全な使い方についても十分に確認することが大切です。


今後期待したい機能

今回使ってみて、今後、自動でページを送る機能が追加されると、さらに使いやすくなると感じました。

例えば、授業前の待ち時間に資料を自動表示したり、学校行事や展示でデジタルブックを繰り返し再生したりできれば、活用の幅がさらに広がると思います。


生成AIとの組み合わせにも大きな可能性

現在は、生成AIを使うことで、画像、音楽、音声、動画などを簡単に作成できます。

それらの素材をFlipHTML5のデジタルブックにまとめることで、一つの教材や資料として活用できます。

例えば、生成AIで作成した画像をワークシートに入れ、説明音声を付け、さらに関連動画を埋め込むこともできます。

教材づくりに必要な素材を生成AIで作り、それらを一つのデジタルブックとしてまとめることができる点に、大きな可能性を感じました。


まとめ

FlipHTML5を使うと、PDFやPowerPointを簡単にデジタルブックに変換し、リンクやQRコードで手軽に配布できます。

さらに、動画や音声を挿入できるため、授業用のワークシート、家庭学習、校内研修、修学旅行のしおり、PTA活動の資料など、教育現場での幅広い活用が期待できます。

今回、実際に使ってみて、

「こんな教材を作ることができたらいいのに」

と思っていたことが、想像以上に簡単にできることに驚きました。

今後も、さまざまな場面で活用していきたいと思います。

動画では、実際の操作画面や作成した教材例を紹介しています。

少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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