見出し画像

【最新の一本】クラウディ ベイ ピノノワール 2023

「最新の一本」シリーズ、今回はニュージーランド初挑戦。クラウディ ベイ ピノノワール 2023です。

産地:ニュージーランド・マールボロ

ニュージーランドのワイン産地といえば、南島北端に位置するマールボロが最も有名です。海洋性気候でありながらニュージーランド国内で最も日照時間が長く、昼夜の寒暖差も大きい。その結果、果実の凝縮感と酸味を両立したブドウが育ちます。

マールボロはソーヴィニヨン・ブランの産地として世界的に知られていますが、ピノ・ノワールも近年注目を集めています。冷涼な気候がピノノワールの繊細さを引き出しつつ、十分な日照で果実感もしっかり乗る——ブルゴーニュとは異なる、ニュージーランドらしいスタイルのピノが生まれます。

生産者:クラウディ ベイ

1985年にマールボロへの可能性を見出したパイオニア、デイヴィッド・ホーネン氏によって設立されたクラウディ ベイは、ニュージーランドワインを世界のワイン地図に載せたアイコンワイナリーです。</cite>

ドン・ペリニヨンやヴーヴ・クリコと同じグループに属し、「土地に根ざしたワイン造り」という哲学のもと、マールボロの気候や土壌からピュアでみずみずしい風味を引き出し続けています。ソーヴィニヨン・ブランの印象が強いワイナリーですが、このピノノワールはクラウディ ベイ唯一の赤ワインです。

香味レーダー

バニラ・土/熟成・樽が上位に集まり、タンニン・ボディもしっかり。果実・酸はやや控えめ。ブルゴーニュ的な「果実味と酸の軽快さ」を期待すると少し違うと感じるかもしれない、どっしりとした重心低めのプロファイルです。

テイスティングメモ

ニュージーランドのピノ・ノワールは初めて飲みました。

1日目は樽感と土っぽさが強く印象に残り、正直なところ自分の好みとは少しずれる感じがしました。これまで高評価だったブルゴーニュやイタリアのピノとは方向性が違う。

ところが2日目で印象が変わりました。開けておくと角が取れて心地よい感じに。ピノノワールとしては比較的重心が低くパワフルなスタイルで、開けてすぐより少し時間をおいた方が真価が出てくるタイプのようです。

他のレビューを見ても「タンニンを強めに感じたが、時間をおくと甘やかさと樽香が出てくる」という声があり、自分の体験と一致していました。

データ的な位置づけ

自分のデータで見ると、今まで高評価だった白ワインの★好きクラスター(フローラル↑・余韻↑)とも、赤の好みパターン(余韻長め・樽控えめ)とも異なるプロファイルです。総合評価は7/10

「好みではないが悪くない」——まさに自分の好みのど真ん中ではないが、スタイルとしての完成度は感じる一本でした。

購入情報

  • 購入店:WINE@(20%引き)

  • 価格:4,182円

  • 総合評価:7/10

  • リピート:おそらくなし(この価格帯なら他に試したいものが多い)

※本記事にはAmazon・楽天市場のアフィリエイトリンクを含みます。

テイスティングデータはR(ggplot2)で可視化しています。分析の手順はこちらのnoteにまとめています。


いいなと思ったら応援しよう!