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壊れた職場で心を守るために。HSPの私が手放さなかった4つの戦略




この記事でできるようになること

  • 理不尽な指示や「言った言わない」を、感情ではなく記録で対抗する技術が身につく

  • 「共有」を、自分を守るための武器として使えるようになる

  • 業務の線引きを、感情論ではなく言語化して伝えられるようになる

  • 一人で抱え込まず、第三者を使って状況を動かす具体的な言い回しがわかる

読了後の状態

  • 「これは記録すべきかも」という判断基準が自分の中にできている

  • そのまま使える5W1Hの記録テンプレート(図解付き)を持ち帰れる

向いている人

  • 誰にも本気で守られていないと感じる、壊れた職場にいる人

  • 感情的に戦うより、まず観察して試すタイプの人

向いていない人

  • 今すぐ辞める・戦う決断をしたい人(この記事は"生き延びるための技術"で、根本解決策ではありません)

  • 具体的な記録術より、まず気持ちを吐き出したい人


はじめに:私がいた職場のこと

私はHSPだと思っていますが、正直、今もよくわからないです。

ただ、職場でこういう動き方をしていました。
この人と話していて、これはダメだと気づく。じゃあこれならいけるか、と試してみる。また話して、これもダメだと気づく。じゃあ次はこれ、と試してみる。

実験みたいな感覚です。

感情的になって爆発したり、諦めて流されたりするより、観察して試す方が自分には合っていた。それがHSPの特性なのかどうか、正直わかりません。ただ、この動き方が壊れた職場で生き延びる武器になっていたのは確かです。

まず、私がいた職場の話をします。

正社員は私一人。理事は名義貸し。組合員は理事長の知人。制度を誰も知らず、経験者も不在。そういう組織でした。

上司は2人いました。
上司Aは別に本業があり、この職場は理事長に頼まれたからという体で関わっているだけ。
上司Bは複数の仕事を掛け持ちしており、常勤とは名ばかりでした。
便宜上、上司A・上司Bと呼びます。実質、誰も本気でこの組織を動かすつもりがなかった。壊れた職場、という言葉が一番近いと思います。

これから、その話をします。


①確認を記録に変える

入社して最初の4か月は、正直それどころではありませんでした。
9社45人分の書類を一人で担当しながら体調を崩していた。入力して、印刷して、揃えて、出して、修正して、また出す。分からなければ調べて、問い合わせる。それを繰り返すだけで精一杯でした。

落ち着いてきた頃から、細かく記録するようにしました。指示されたこと、やりとりの内容、誰が何を言ったか。意識して残すようにしました。

上司Bがいましたが、言ったことを忘れる、確認してくださいと言っても間違いが多数、適当でもばれないから大丈夫が口癖、という人でした。制度が改正されても把握していないのに、分かっている体で話をする。そういう上司でした。

それに気づいてから、でも勝手に動くわけにはいかないので、無駄だと分かっていても確認を続けました。Skypeでもメールでも電話でも。

もしかしたらできるようになるかもしれない、という気持ちもありました。でも全部ダメだった。

確認し続けたのには理由がありました。これだけやりましたけど改善しません、という証拠を上司Aに見せるためです。でも上司Aもダメだった。

ただ、この記録は別の形で使えました。労災申請の資料になったんです。その時は想定していなかった使い方でした。

やりとりが記録に残る手段で確認し続ける。意図した結果にはならなくても、記録は必ず何かになります。

記録を武器にした具体的な話のため、ここから先は有料です。


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