退院3ヶ月後
退院して3ヶ月が過ぎました。
この日を迎えられた事は、本当に嬉しく思います。
ですが今日は、正直に書かなければならない事があります。
お酒を飲んでしまいました。
90日間の閉鎖病棟。
退院してから約3ヶ月。
飲まずに過ごしてきましたが、ついにお酒を口にしました。
「飲んだら終わり。」
そう思っていた自分もいました。
だからこそ、この一杯には少し罪悪感もありました。
飲んでみて思った事
久しぶりのアルコール。
口に入れた瞬間、懐かしい感覚が一気によみがえりました。
夜の街。
仕事帰り。
コンビニで酒を買っていた日々。
嫌な事から逃げるように飲み続けた毎日。
アルコールには、不思議なくらい記憶を呼び起こす力があります。
でも…。
正直に言うと、思っていたほど美味しくありませんでした。
あれだけ毎日飲み続けていたお酒なのに、
「こんな味だったかな。」
そんな感覚でした。
昔のように感動する事もなく、ただ懐かしいだけ。
それが一番驚きでした。
今の自分
今は毎日、缶チューハイを2本ほど飲んでいます。
以前のように焼酎を何リットルも飲む生活ではありません。
酔い潰れるまで飲む事もありません。
でも、それで安心していいとも思っていません。
アルコール依存症という病気は、
「少しだけだから大丈夫」
という考えが一番危険だと、病院で何度も教わりました。
その言葉は今でも頭の中に残っています。
これから
正直、自分でも答えはまだ出ていません。
また完全に断酒するのか。
今の量を続けてしまうのか。
それとも、また昔のような生活へ戻ってしまうのか。
未来は誰にも分かりません。
だからこそ、自分をごまかさず、現実を書き続けようと思います。
この「閉鎖病棟シリーズ」は、
格好つけるための日記ではありません。
うまくいった事も、
失敗した事も、
全部そのまま残していこうと思っています。
もし今、お酒で苦しんでいる人がいるなら、
「この人も迷いながら生きているんだ。」
そう思ってもらえたら嬉しいです。
3ヶ月経った今も、
アルコール依存症との付き合いは続いています。
そして、この物語を続けるのか、終わらすのか悩んでいます。
