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仕事がなくなり人生をリブートした日。どん底をふわりと生き抜く「心の持ちかた」【体験談】

🐶「つらい出来事だけど、大丈夫。
この先にちゃんと光があるよ。」

↑ラティです。ラテン語のミルクが由来の、
やさしく寄り添う存在です。


人生はやり直せる。
何度でもリブート(再起動)してきた
私が言うんだから本当です。


あの頃の私は何もわかってなかった

これは私が自営業を始める前の体験談です。

その頃の私は、
今振り替えるとまったくの世間知らずでした。

夫は建設業の営業職として働き、
私は公共機関でパートの仕事。

収入は夫の給与と、私の数時間のパート代。

それなのに私は、どこかで
「何とかなる」と思っていて、
家計の管理もきちんとできてませんでした。


父とは同じ敷地内での別棟生活。
完全に頼っていたわけではないけど、

近くに家族がいるという安心感に
どこか甘えていたんだと思います。

節約もせず、貯蓄に励んでいるわけでもない…
私は愚かな母親でした。

🐶「やり直したい…って思っちゃうよね」


現実を見ているつもりで、
実はちゃんと向き合ってなかった。

平穏がずっと続くと信じていました。


「夫の会社がなくなる」という現実

そんなある日…
夫の勤務先が倒産しました。

建設業が厳しくなっていた頃です。

私たちの生活を支えてきた大きな柱が、
一瞬にして消え去ったのです。

その知らせを聞いた時は、
頭の中が真っ白と言うより、
回りの音が遠のいていくような感覚でした。

頭では大変なこととわかってるのに、
心がまったく追い付かない。

「これから住宅ローンはどうなるの?」
「子供たちの学費は?」
「明日から、夫はどこへ行けば良いの?」

次から次へとあふれ出す不安。

夫は建設会社で一生懸命営業をし、
多くのお客様と信頼関係を築いてきたのに、

お客様には本当に申し訳ない…
それを思う夫はどんなに辛いだろう…

考えなければいけないことは山ほどあるのに、
そのすべてを直視するのが怖くて、
思考が止まってしまう。

🐶「つらかったね…」

雀の涙ほどの収入が入るブログを書こうにも、指先が冷たくなり1文字も打てない。

だってそれどころじゃないもの。
自分の気持ちが落ち着かず、
何をやってもふわふわしてる感覚でした。

本当に情けない。
もっと早くこの状況を察知し、
夫へ転職を助言してれば良かった。

私自身が正社員で働きに出れば良かった。

暮らしていけるんだろうか?
どんなに後悔しても、もう遅いのです。

そして家の中の空気が一変し、
まるで見えない霧に包まれたような
重苦しい日々が始まりました。


迫り来る「生活」という名の波

倒産は、
ただ仕事が無くなるだけではありません。

次々に届く書類、
保険の切り替え、
ハローワークへの送り出し…

会社員として守られていたはずの
日常がはがれ落ち、

生々しい
「手続き」という現実が押し寄せて来ます。

家族を守らなければならない焦りと、
夫の落胆を目の当たりにする辛さ…

それでも生活は止まりません。

子供たちはいつも通り過ごしている。
「お腹がすいた」と言えば
ご飯を作らなければいけない。

掃除も洗濯も、
当たり前のように続いていきます。

どんなに大きな出来事がおきても、
日常は変わらずに流れていく。

その現実に戸惑いながらも、私は目の前のことをこなしていくしかありませんでした。


「今日を乗りきる・やり過ごす」と言う本能

正直に言うと、この時の私はまだそれでも
「何とかなる」と思っていました。

失業手当をもらえるうちに、
次の良い会社をじっくり探してほしい…

悪い方に悪い方に考えるのをやめた…
むしろ深く考えることから
逃げていたんだと思います。

でもあの時、
すべてを一度に受け止めていたら、
きっと心が耐えられなかった。

だから私は無意識に、
「今日を乗りきること」だけに
意識を向けていました。

明日のことも、その先のことも、
あえて考えすぎない。そして、見ない。

ただ今日一日、
家族が普通に過ごせるようにする。

その事だけに集中していたのです。

極限状態の中では、
人間はどうなるかわかりません。

自分でも今思えば、
それは「不思議な行動」です。
でも当時は、ただただ必死でした。

「今日をやり過ごさなければ」と言う、
本能だけで動いていたのです。


脳のスポットライトの使い分けこそが私の最初の「生存戦略」だった

倒産の知らせを聞いた直後、
私の脳のスポットライトは

「消えた未来」や
「変えられない過去」
と言う闇を照らし続けていました。

しかし、それでは脳のエネルギーを浪費し、
絶望に飲み込まれるだけです。

そこで私が知らず知らずのうちに行ったのが、
心理学で言う
注意の制御(アテンショナルコントロール)
だったのです。

「意識」と言うスポットライトの向きを
強制的に切り替える。

「どうしようもない不安」を照らすのをやめ、
「今この瞬間に自分が動かせる小さなこと」
だけを明るく照らし直すのです。

「今日何を食べるか」
「今日どの書類を書くか」

光を当てる範囲を、
「今・ここ」に絞り込む
だけで、
脳は驚くほど冷静さを取り戻します

この、
脳のスポットライトの使い分け」こそが、
どん底からはい上がるための、
私の最初の「生存戦略」でした。

🐶「ここからちゃんと立て直していくよ」

無意識に使いこなしていた「脳の力」

この、
感情を脇において目の前の作業を
淡々とこなす

と言う行動。

これこそが
「パニック状態の脳」を「生存モード」へと
切り替えるための、最も理にかなった方法
だったのです。

当時の私は、
「脳科学の知識」も
「心の扱い方」も
まったく知りませんでした。

ただ、壊れそうな心を守るために、
私の脳が勝手にサバイバルスイッチを押し
てくれていたんです。


不安に飲み込まれ過ぎないように、
現実から逃げすぎないように、

ギリギリのところでバランスをとりながら
過ごしていた日々。


それは決して立派なことではなく、
ただ必死だっただけ。


今振り返れば、
その「今日を生きる」と言う積み重ねが、

このあとの更に大きな試練を乗り越える土台になったんだと思います。


もし今、あなたの大切な人が困難に直面し、
あなた自身も崩れそうになっているなら…

落ち着いて。
大丈夫。

私たちの脳には、困難な状況の中でも、
「生き残る道」を冷静に選ぶ力が備わって
います。

あの時、私が無意識にやっていたことが、
いかに脳科学的に合っていたのか。

そして、そこからセルフイメージを立て直し、平穏で笑い合える生活をどう取り戻したのか。

その具体的な「脳と心の使い方」については、
これから少しずつ、
大切にお伝えしていきますね 🩷


🐶「今は毎日楽しいから大丈夫。
ボクと一緒に歩いて行こう!」


(脳とのつきあい方については、
こちらを参考にしてみて下さいね👇)



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