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女は小さなキラキラでできている

🐶「あなたを元気にしてくれる『小さなキラキラ』ってなに?今日はそんなお話だよ✨」




5月の終わりに、中学の同級会があった。

私は幹事だった。

気を遣いっぱなしで、
お料理の味も覚えてない。

だけど不思議なことに、
今思い出すのは幹事の大変さだけじゃない。 

会場の窓から見た北陸新幹線 🚄
フラダンスを踊る友達の笑顔 🏝
抹茶ラテの生クリーム🍹 

そして、
長女にもらったピンクのネイルチップ! 💅

女って面白い。

小さなきキラキラひとつで、
案外元気になれるのだから。

同級生はいつもあの頃に戻してくれる

前回から16年ぶり?
アラカンの15人が集まった同級会。


心はあの頃に戻るけど、
若づくりしてもムダよね、
だって同い年だから。 


でも、久しぶりにみんなと会えた。
懐かしい話もできた。

いずれもそれなりに、
うまく年をとってる。


地元にいるためか、幹事を仰せつかってた。
私はこの1月まで自営業をしていたので、

それまでは忙しくて
グループLINEにも参加できずにいた。

だから当日は恩返しのつもりで臨んでたの。


会場は駅チカ、ビルの9階。
見おろせるのよ、北陸新幹線!🚄

列車好きの私には絶好のロケーション。
だけど今日はそれどころじゃない。


先に到着して懐かしむ暇もなく、
打ち合わせ、席の調整、受付、会計と
こなしていく。


T君が今回のまとめ役、
元生徒会長で元校長。

とにかく真面目な彼は、進行表の司会のセリフまで作り、きっちり努めてくれた。


サブ幹事は私の他に、元体育教師のM君。
私たちも司会者だからセリフの担当あり。

M君は進行表も見ずに、
その場の雰囲気で盛り上げてくれた。

みんな何十年の歴史はあるが、
根っこのところは変わってない。
それが嬉しい。


幹事は料理の味を覚えてない

同級会定番の一人一言、校歌も合唱して、
2時間なんてあっと言う間だ。

お開き間際に、次回3年後の幹事が
またT君になってしまった。

「いえ、幹事は負担が大きいから交代で…」
と言う私の声は
みんなの拍手にかき消された。


数の論理に圧倒され、
それを受けてしまった元校長。

彼が気の毒で、
即座に私は「また手伝うから言ってね。」
と声をかけた。


いや、できるよ、できる。
彼なら。
人前でさんざん話してきただろうし。

でも違うよね、
一人にいつも負担をかけるのは良くない。
交代にしないと。



そんなこと話す暇もなく、
近くのカラオケ店に二次会の予約を電話。

みんなはほろ酔いで流れて行く。

幹事は何を飲んだか、
お料理の味さえも覚えてない。
そんなものだ。


忘れ物チェック、
支払いをして慌ててみんなの後を追う。

そして、カラオケ店の受付。

話に花が咲く同い年を横目に、
幹事続行のサブ2人は、
慣れないカラオケプランを選ぶ。

15人が入れる部屋に通され、
やっと二次会スタート。

泣き上戸の自営業者、
お酒がまずいと言い出す飲んべえ2人。

フラダンスを習ってる友達はフラの曲をかけ、モニターの前で踊ってくれた。

それぞれが懐かしい友と、
うん十年前に戻りはしゃいでる。

フラの彼女が私の耳元で囁いた。

「もう二次会なんだから、
ローザは幹事やらなくていいよ。楽しんで。」

優しい思いやり。

「ありがとう!」



「でも、誰もやらないのよね…」
私はその言葉を呑みこんでいた。

楽しい時間はあっという間に過ぎる。

3年後の再会を期して、
仲間は三々五々家路についた。


本当の同級会が始まった

話し足りない同級生が五人。
土曜のカフェはどこもゲキ混みだから、
ホテルラウンジのカフェにたどり着いた。

「あぁ、やっと話せる。落ち着ける。」
私は思った。

抹茶ラテの生クリームたっぷり。
味がわかって幸せ。


お酒じゃなくても泣き出す彼は感激屋。

文武両道の天才・性格も良い親友にも、
悩みがあったことを今さら知る。
気づいてあげられなくて申し訳なかった…

バスケ部の彼とサッカー部の彼。
クラスのリーダーは今も健在だ。


この三次会が、私の本当の同級会となった。


ピンクのネイルの魔法

一次会では、お酌にまわると
自分のつけ爪が目に入ってた。

前夜、
新しく買ったネイルシールを貼って寝たのに、朝は全部はがれてて意気消沈。

ジェルライトもトップコートもしてなかったから、当然と言えば当然か…

当日の朝、落ち込む私に長女が
「もう使わないから…」とくれた
ネイルチップ。

ベースは薄ピンク、
花柄やビジューが付いてて上品なの!

「ピンクは若すぎない?」と思ったが、
付けてみたら一目惚れ。

つけ爪はキラキラで、
見るとテンションが上がるから不思議。

普段より少しだけ可愛い自分がいる。
あ、つけ爪が…だけどね。

女性は案外、小さなことで元気になれる


キラキラ好きは、大人だけじゃない。
あなたはどう?

小さなキラキラは未来につながってる

小学生中心のシールブームも、
ピークは過ぎたそうだ。

いろいろ弊害はあったのかもしれない。

でも、あの感触。
ゲームの空間にはないアナログの心地よさ。

向き合って、価値観を共有できる楽しみ。

その世界の
「相場観」や「交渉術」をきっかけに、
将来起業ができたら、それはすごいこと。

小さなキラキラが、
どこに翔んでいくのか?
ワクワクする。


1.5センチの光でも鎧になる

考えてみると不思議だ。

人生が変わるようなできごとじゃない。

宝くじがが当たったわけでも、
誰かにほめられたわけでもない。

ただ指先に、ピンクのつけ爪があっただけ。

それなのに、気持ちは確実に違っていた。

もっと言うと、
あのネイルは
私にとっては鎧のようなもの。

戦うための防具。
心を守りながら。


いったい、何と戦うんだ? (笑)


それでも、指先のピンクを見るたびに
少しだけ勇気が出た。

女性って、案外こんなものかもしれない。

お気に入りの口紅 💄

新しいハンカチ

可愛いマグカップ ☕

好きな香りのハンドクリーム

そして窓辺に咲いた一輪の花 🌹…


そんな小さなことで、
少し元気になれる。

少し前を向ける。

少し、笑顔になれるんだ。




ご機嫌は誰かがくれるものじゃない


職場でも家庭でも、気づけば私たちは
「誰かのための自分」を演じている。

頑張っても報われない日もある。

気配りばかりで疲れる夜もある。

でも、
そんな日に、
ふと目に入る癒しのネイル。

指先の小さなキラキラが、

「今日もよくやったね」と 

声をかけてくれる気がした。

男性の目も、他人の目も関係ない。

自分の機嫌は自分でとる。


それはわがままではなく、
自分を大切にすることなんだ。


最近、脳や心について
よく考えるようになったから思う。

人は意識を向けたものを見つける。


同じ一日でも、
疲れたことばかり数えることもできるし、

小さな幸せを見つけることもできる。



私の脳が覚えていたのは、
幹事の忙しさだけではなかった。

みんなの笑顔。
新幹線。
何十年ぶりかの校歌。
抹茶ラテ。

そしてピンクのネイル。

若さは戻らない。
でも、心がときめく力はなくならない。


可愛いきらめきを見つけられる限り、
人生はまだまだ楽しい。

そう、
女は小さなキラキラでできている。


……あ、男性にもキラキラを。
だって多様性の時代だもんね。




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