【思いこみの魔法はあなたにもかかる】好き嫌い大王にパエリアを食べさせたい
夫は白米が好きで、味つけのご飯が苦手だ。
炊き込みご飯、
ピラフ、
混ぜご飯…。
「ご飯は白くあるべし!」
という、なかなか頑固な男なのである。
でも、「丸美屋のとり釜めしの素」
とかすごくない?
疲れた時。
忙しい時。
困った時。
あれひとつで食卓が救われる。
大河ドラマで言えば「豊臣兄弟!」の弟、
小一郎ではないか。
兄、秀吉をいつも助ける。
「とり釜」はごはん界の豊臣秀長!
お料理の味方。
だけど夫は食べない。
しかもその血は受け継がれ、
上の孫まで味つけご飯を食べないのだ。
まさかの隔世遺伝である。
ああ、
でも私はパエリアが食べたいのよ。
ず~っと食べてないパエリア。
専用の鍋、パエリアパンまで買って
昔はちょくちょく作ってたのに、
いつしか作らなくなった。
誰だ?誰のせいだ?
夫のせいだ。〔2回目〕 😄
私のパエリアを返せ。〔これも2回目〕😆
夫のせい (1回目)はこちら↓ (笑)
わが家の食わず嫌い大王?

夫は嫌いな食べ物で一覧表ができるほどだ。
まず香味野菜。
しそ・みょうが・パクチー。
そしてセロリもダメ。
大人の味がわからないなんて、
あぁ、もったいない。
あと、
干し椎茸、パプリカ、もんじゃ焼き。
それから、
デザートじゃなくて料理に入ってる果物。
酢豚のパイナップルとか。
ソーメンのサクランボとか。
ポテトサラダのりんごとか。
わかる?
それとズッキーニ。
キュウリに似てるのに
加熱するのが許せないんだって。
そんな理由ある?
おいしいのに!
若い頃はビールまで苦手だった。
でも、ある年の猛暑日に、
イッキに飲んだらビールに覚醒!🍺
今ではすっかり夏の親友である。
チビチビ飲んでたから、
本当のおいしさに出会えなかったのよね。
食わず嫌い、
飲まず嫌いなのよ、つまり。
だから夫は、
わが家の好き嫌い大王なんだ。
夫とはたまに口げんかもするけど、
私が倒れ家族が路頭に迷いそうになった時、
助けてもらった。
だからもちろんいつも感謝してるよ。
この最後の日だってそう。
麗しのシーフードパエリア

パエリアは
スペイン・バレンシア地方発祥のお米料理。
エビや貝・パプリカが色鮮やかに並ぶ姿は、まるでお祭りみたい。
食卓に置いただけでワクワクしちゃう 🤗
私は海鮮たっぷりの、
シーフードパエリアが大好き。
貝は普段アサリを使うけど、
たまにはムール貝を入れたい。
ところがこの辺のスーパーには
なかなか売ってないの。
昔、どうしても使いたくて、
スーパーを何件も探し回り、
ようやくイオンで冷凍ムール貝を見つけた。
小躍りして喜んだ 🙌
わが家では、パエリアの日は
少し特別な日だった。
そう言えば、
ずっとやってみたかったことがある。
エビの殻をコトコト煮出して作る、
濃厚なエビのスープを使うことだ。
これを入れると、エビの風味で
パエリアが格段とおいしくなるんだって❣️
昔、テレビの料理番組で見て以来、いつかやろうと思いながら、まだ実現していない…
あぁ、思い出した。
こんなにパエリアを語れるなんて、
私、本当にパエリアが好きだったんだ。
おいしい、麗しのシーフードパエリア! 💛
パエリア引退の日

そんな夫と結婚して以来、
嫌いなものは作らないできた。
同じ食材でも、調理方法により食べるものと食べないものあり。
もう、本当に面倒…
あ、いやいや大変なんだから!
何回かパエリアを作って出したある日。
夫が
「パエリアはあんまり好きじゃない…」
と言い出した。
来たよ来たよ、好き嫌い大王が!
始まったよ、いつものセリフ!
「やっぱり白米じゃないし、
上にのってるパプリカも食べられない」
って。
ついに来た。
でもね、パエリアって何行程もあるから、
作るほうは大変なのよ、実は。
それでも、私は食べたい。
旨味がつまってるし、華やか! ✨✨
パーティーや持ちよりの会では
歓声があがる。
喜んでもらえるのが嬉しくて。
あとね、シンプルなピラフとは違い、
海鮮・お肉・野菜が入ってるから、
栄養バランスも良いはず。
副菜はそんなにいらないし。
ピザの夕飯みたいな感じ?
夫が嫌いだからって、
手間のかかるパエリアと
白米とおかず数品作ってたら疲労困ぱいだ。
その時は、
寝たきりの祖母の介護もしてたからね。
それ以来、私はパエリアをあきらめ、パエリアパンは食器棚の大皿の下に姿をひそめた。
まるで誰にも探してもらえない、
かくれんぼの鬼みたいに…
かわいそうなパエリアパン

先日、孫のサッカーの県大会があって、
市外だけどジジババも応援に行った。
その帰りの車中。
夫の好き嫌いの話になった。
「あなた、パエリアも食べられないよね。
私好きなのに。」
「えっ、パエリア?食べられるよ。」
「えっ」はこっちのセリフだ。
何を言ってくれちゃってるの?
「だって
食べられないって言ってたじゃないの。」
「いや、言ってない。」
「いいえ、言ったでしょ。
だからパエリアパンしまったのに…」
危うくケンカになりそうだった。
パエリアのことで。
「言った、言わない」で。
でも昔、確かに聞いた。
私はそれがショックで、
百恵ちゃんがマイクを置いたみたいに、
パエリアパンをしまったんだ。
覚えてる。
あの日私はパエリアパンを引退させたんだ。
なのに、どゆこと!?
夫が言うには、
この何十年かで、どうやら味つけご飯も食べられるようになったらしい。
パプリカはいまだに苦手だから、
食べないけど…
なんだ、そうなの?
早く言ってね。
夫が変わったのか?
私が決めつけていたのか?
嫌いだと言われたものは、
もう食卓に出さなくなっていた。
「どうせ食べない」と、私が決めていた。
長年一緒にいると、
「相手を知ったつもり」になってしまう。
「どうせ食べない。」
「この人は変わらない。」
私はそんなふうに、ラベルを貼って
決めつけていたのかもしれない。
「夫は思いこみの強い、食わず嫌い大王」
それは、私の思いこみ…?
人は、案外変わる。
そして思いこみは、
自分の好きなものまで
食器棚の奧にしまいこんじゃうものなんだ。
今日からできる「思いこみの外し方」

夫婦だからこそ、
思いこみは増えるのかもしれない。
良い思い出って、
案外あっさり忘れてしまうものだ。
問題は、
イヤなことを言われたり、
ショックなことがあったとき。
人はその一撃で、
「この人はこういう人だ」と
決めつけてしまう。
「この人は変わらない。」
「どうせ無理。」
「言ってもムダ。」
とあきらめる。
そうやって、
いつの間にか相手を色メガネで見てしまう。
でも、人は変わる。
だって自分も、
若い頃とは違うでしょう?
アラカン・シニアになるまで、
私たちは何十年もかけて
少しずつ変わってきた。
だから最初から
決めつけず、
ケンカを売らず(笑)
一度聞いてみよう。
「今はどう?」
たったそれだけで、
あなたにとってのパエリアが、
食卓に戻って来るかもしれない。
もちろん中には、
本当に昔のままの人もいる (笑)
そんなときは、
「あぁ、やっぱりね!」と
にっこり笑って、
自分だけアップグレードした世界を
歩いていけばいいの。
胸をはって 🩷
相手を変える必要なんてない。
自分が少し軽やかになれば、
それで十分なんだ。
【思いこみの魔法】は、
ときどき自分にもかかっている 🧙♀️

夫は食わず嫌いだと思っていた。
もちろん、それは今でも少しある (笑)
でも、
「絶対に食べない人」だと思いこんでいたのは、私のほうだったのかもしれない。
人は変わるし、好みも変わる。
長年連れ添った夫のことは、
誰よりも知っているつもりだった。
でも本当は、「今の夫」を
私は知らなかったのかもしれない。
夫よごめんね。(こちらも2回目!) 😄
ケンカしつつも、アラカンなので
ちゃんと助け合っております。
何より、自分の思いこみに気づくと、
人との関わりが少しラクになる。
「決めつけない」は、
夫婦の、
いやそれだけじゃなく、
人間関係の小さなコツかもしれない。
思いこみの魔法は、
ときどき自分にもかかっていたんだ。
さて、そろそろ食器棚の奧から、
パエリアパンを救出してあげよう。
私のパエリア、復活 ❣️✨🥘
↓パエリアパンで、
カラフルなパエリアを作ってみて!
サフランのめしべを乾燥させたものです。↓
水に浸けると、鮮やかな黄色のサフラン水ができます。
それでパエリアを炊いてね。
↓私が探し回ったムール貝!
ワイン蒸しも良いかもね 🥂✨✨
✳著作権は放棄していません。
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