【写真で語る】忘れられないように生きる
カメラマンをするにあたって
その瞬間感じていた
その瞬間伝えたかった思いを
形にし続けたいと考えている。
大切な、生きた瞬間を忘れさせないように。
忘れられないように。
一人で過ごすのが好きだった。
誰にも振り回されずに好きな曲を作って、
それで十分だと思っていた。
むしろ誰かといることの方が
面倒で、分かり合えなくて、疲れる。
だから僕は
「一人でも平気な人」になった。
はずだった。
認知行動療法を通して、
僕はずっと、孤独が怖い人間だと知った。

(50mm, f/1.3, 1/160sec, ISO 160)
彼にも役目はあったのだろうか?
どうであれ、一人で消えていかれてはいけない。
忘れられることが、
存在しなかったように扱われることが、
何よりも怖かった。
思えば昔からそうだった。
残念ながら小学生まではちょっと頭が良くて
落ち着きがあった。
だからこそだれかの目付け役として先生に使われた。
この子が悪いことをすると自分が怒られる。
いじられないように。
いじめられないように。
怯えながら過ごした。
ひとり暮らしをはじめた大学生!
周りに振り回されずに生きていこうと思ったときに
ふとよぎったがこと。
一人になった瞬間、
世間から自分の役割が完全に失われた。
「では自分は誰の何のために生きていけばいい?」
正直に言うと今も何も解決していない。
孤独が怖い気持ちがこれから晴れるかはわからない。
でもいまは、少しだけ考え方が変わってきた。
自分を孤独にしないでいてくれる誰かがいる。
声をかけてくれたり、
思い出してくれたり、
こんな端くれの投稿にリアクションをくれる人がいる。
自分と関わってくれた誰かに何かを残したい。
大切な、生きた瞬間を忘れさせないように。
そして僕自身がその人に何かを残せたことで
孤独から解放されるように。
小さな出会いが僕の生きがいとなっています。
