Photo by
yossy_0712e
詩 最果てのsunny days
最果て、と言える海側の地域にやってきた。
緑が鬱蒼と茂っている一帯を通り抜けた途端に、海側の非常に開けた光景が目の前に現れた。
先には延々と道と堤防が続いているだけで、それ以外にはほとんど何もない。
存在しているのは道と堤防の灰褐色の地面と、海で釣りをやっている人々だけである。
自分は、その先に向かって歩いて行く。
海から微かに潮騒が聞こえてくる。
少し雲間から覗いた太陽の光が、少し肌を焼くように、海を輝かせている。
潮騒にしても、輝きにしても、非常にシンプルで、この、特に余計なものが見当たらない、道と堤防が延々と先へと続く光景に非常に似合っている。
先へと歩き続けていると、自分はますますこの世の余計なものを削ぎ落として、一層シンプルになっていくように思える。
最果ての場所を実際に徒歩で辿ることによって、潮騒の匂いや光の輝きや光景のシンプルさによって、一層自分が素朴な存在になっていく。
その感覚は、爽快だ。
いっそほとんど何もない方がより爽快であると言えるほど、この光景の単調さは、果てしないという点で新鮮である。
