服部龍生ベースの世界
6弦フラットレスベースを
自在に操る服部龍生さん。
どんな音楽をたった一人で
このエレキベースで奏でるか。
那須の「ほし」で行われた
この音楽会に興味津々。
最初の曲から驚いた。
6弦ギターのように弾きこなす。
神業のフィンガーピッキング。
カリフォルニアの青い空が
浮かんでくるような鮮やかな曲。
これがベースでの音なのか。
この曲を含めすべて龍生さん、
オリジナルの楽曲である。
太い弦でリズムを刻んで伴奏、
その他の弦でメロディを弾いていく。
しかも多重の厚い音の世界は
決して濁らず綺麗な和音で響く。
クラシックギターのような
複雑で豊潤なサウンドである。
響きすぎず抑えた乾いた音。
オーディオに優れた才能を放つ、
店主の星洋さんのミキシングが
この部屋を小さな宇宙に変える。
アメリカ西海岸だけではない。
スペインイベリア半島のような、
イタリアのフィレンツェや
エジプトの砂漠の景色さえ浮かぶ。
世界に類を見ない6弦ベースの
巧みな演奏と多彩な世界観。
演奏前にいただいた一服の抹茶で
侘び寂びの世界にまで昇華した。
*唯一無二の龍生サウンドを少し。https://www.youtube.com/watch?v=af45IBhiNgc。曲はUna Bailaora。
