ヒマラヤ杉に大鷹
毎朝散歩する江古田の森公園で
カメラオジさんが集まっている。
望遠レンズを斜め上に向け、
何かを捉えようとしている。
「何かいるんですか?」
「鳥だよ」「どこにいます?」
「正面のヒマラヤ杉の上のほう。
巣があって雛が何羽かいるよ」
5月か6月の頃の事だったか?
このとき当方には何も見えない。
ところが先日、散歩の皆さんが
ヒマラヤ杉の上方を見ている。
「ほら、大鷹がいるよ」
鳥は猛禽類の大鷹だった。
びっくりして指差す方を見ると、
いるではないか、大鷹が。
ギーッと言う鳴き声が聞こえる。
大鷹の鳴き声があちこちから、
見ている大鷹はまだ子供だそうだ。
それでも羽を広げて何か食べている。
「たぶん椋鳥とか鳩とか」
カメラオジさんが教えてくれる。
子供だってちゃんと肉食なのだ。
羽根は茶色だが腹は白く鱗っぽい。
かつては絶滅危惧種だったが、
保護されて今では数も多くなり、
希少野生動物から解除された。
この公園には何羽も存在している。
とはいえ都会の公園で希少な鳥を見た。
大鷹という言葉の響きだけでも、
鳥の王様かなという気がしてくる。
騒ぐことなく見守っていきたい。
近いうちに大きく羽ばたくことだろう。
