ルバートで奏でる

先日、高校の軽音で
最高の演奏をしていた
キーボードプレーヤーYと
ビッグバンドのコンサートで
偶然出会ってしまった。

それがきっかけで、
軽音でブイブイ言わせていた
ギタリストのNから
一緒にセッションやろうよと
誘われてしまったのだ。

いえいえいえとんでもない、
天才2人とはできないよ、
といってもNはきかない。
やってみたい曲を2,3曲、
メールで楽譜送ってよという。

困ったけれど勝手に練習している
渡辺貞夫さんの「カリニョーゾ」と
ジュリエット・グレコが歌う
「パリの空の下」の楽譜と動画を
二人に送ったわけだった。

ところがぼくのアルトサックスが
移調楽器なので楽譜の音と実音が違う。
そこで一緒に合わせるために
ぼくの演奏を録って送れと言ってきた。
仕方ないので「カリニューゾ」を添附。

伴奏もなく勝手に一人で吹けば、
いい気分でルバートになる。
渡辺貞夫さんの動画でも
思いのままのテンポで吹いていて、
ピアノの伴奏があわせる感じ。

恥ずかしいのでNだけに送ったが、
いいじゃんということになった。
彼のギターのキーもわかって、
一緒にやれることになったが、
ついでに「パリの空の下」も送れと。
いよいよ本格始動になってきて、
村上春樹風に言えば「やれやれ」である。

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