思い込みは非日常の「るつぼ」
レイトショー!!!
それは子育て中の母の夢であり、解放。いや「母」とか関係ないな。誰だってウキウキそわそわしちゃう大人の夜更かし。それがレイトショー。
レイトショー行こうかな?と思い始めた瞬間から気持ちは浮つき始めます。そしてその浮つきが、予約間違えをしたり、上映スクリーンを間違ったりするミスしたりを引き起こす。
そんなまさか私に限って~笑
いやほんと信じられないですよね。
でも私は、今回、上映日時を間違えました。思い返してみれば、しょっぱなから思い込みに飲まれていた私。そんな夜の話、聞いてください。
1つめの思い込み
ところで、映画の料金が2,000円になっていたのをご存知でした?2023年6月から値上げしてたんですって。私、そんなことも知らなかった。
その時分は子育て奮闘中で映画よりも睡眠優先だったし、マッサージとかに行きたかった。
2年は遠ざかっていた映画館。夫と息子が不在にしているGWの数日間、この期間になら行けそうです。
とはいえ、熱烈に観たいものはない。気になるのは「WICKED」だけど、前調べたら”Defying Gravity”が楽曲に含まれてなかったんだよな……
…………ん????まって、あるじゃん、Defying Gravity!!!!!
念のため、一度調べなおしてみるもんですね。私の根拠なき思い込みがここで発覚。
公開日は2025年3月7日で、勘違いに気づいたのは4月26日。やばい。公開終わってるかも。
スケジュールを確認。東京近郊は1日1回。それも字幕版・レイトショーならやっているみたい。セーフ、いける!
飛びつくようにして28日20時30分のチケットを購入しましたよ!
28日(月)は連休の中日で、平日。翌日29日(火)は祝日だから、どんなに遅い帰宅も問題なし。終業後に街に繰り出すワクワク感もひとしおです。
2つめの思い込み
さあ当日です。有楽町・日比谷界隈を好きなだけぶらつき、20時になると店舗が軒並み終業したので、映画館へ。タイムテーブルをみると……あるある。「ウィキッド ふたりの魔女」、開場は20時45分、スクリーン9にて。うんうん。楽しみだなぁ
ん?20時45分?
スマホに保存してある予約確認メールを見る。
20時30分、って書いてある……。
ああ~ディレイ(遅延)か、あるあるだよね~。何かあったのかな、スタッフさんお疲れ様です!
開場時間も迫ってきたので、お手洗いを済ませ、フード&ドリンクの列に並びます。思ったより列が長い。並んているうちに、予告が始まる時間になり、あと5分もすれば本編まで始まりそうな時間に。売店の列を抜けようか?でも私の前は2組だけだし、レジも6台は稼働しているし、間に合うんでは?と自分勝手な気持ちになりヒヤヒヤしながらも粘ることにしました。
当然の大波乱
無事にフードもドリンクも得たぞ。急ぎ足でGoGo☆
ゲート前の機体にチケットのQRコードをかざします。
楽しみで口元に微笑うかぶ私。
控えめなエラー音とともに、赤くなる機体。
「上映日が異なります」とエラー表示されました。
????
日が、異なり、ます………????
ポップコーンとジュースを持つ手がプルッとしましたね。
涼しい顔してそっと引き返し、ロビーへ。
手はプルって、微笑みだけは努めて維持し、いちばんに映画館のWebサイトにアクセスします。当然ながら当日のチケットは販売終了しています。次に予約完了メールを確認。予約日は?”4月29日”。今日は?4月28日。
目を疑いましたね、「4月29日」って。
予約時の浮足立った自分を恨んでももう遅い。28日のチケットを取ったつもりが、29日を購入しています。
日比谷でレイトショー。
おしゃれして。
うきうきでポップコーンもって。
わたし、映画館に食事だけしに来た人なん??
終業後から今までの時間はなんやったんや……。
いやいや無駄にはしまい。なだめても深呼吸してもプルっちまう手をなんとか操り、販売期間中の映画を探します。コナン、無理やそんなテンションちゃう。マインクラフト、これ映画化したん。「BETTER MAN」?……空いてるーーーーーーーっっ!!!!!
他に観たいものも販売中の座席もない。もう飛び込むしかない。主人公が「猿」らしいとか、実存のアーティストのお話らしいとか、置いとけ。とにかく観てから考えよ。ミュージカルの口になっていたのを納得させるのはミュージカルでしかないんや……!(焦りと混乱の中で度合を増す頑固ちゃんぶり)
どうにかなってよかった
「BETTER MAN」がどうだったかはさておき、無事、レイトショーを楽しみました。翌日に改めて映画館へ足を運び、当初の目的「Defying Gravityを大音響で聴く」も叶えました。
あらためて自分に突っ込みたい。
なにが「ディレイ、あるあるだよね」か。
そしてDefying Gravityはやはり名曲です。
ミュージカルの楽曲は、感情の大波を引き起こす、計算されつくした芸術。「WICKED」、本作自体は冗長感が否めませんが、この一曲を聞くためだけに行ってください……!多くの映画館がレイトショーでの上映だと思いますので、そのウキウキもぜひ楽しんで。
日付と時間だけは、よくよく確認してくださいね。
ディレイとか、ないんで……!ね。
