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🏮奇妙話堂|これは、あなたの“記憶”になる物語──全話・登場人物ガイド・創作大賞2025

──壺に囁く声に耳を澄ませる者たちへ


渡邉帆南美《記憶の壺》


🌕物語の概要|『奇妙話堂 〜カイと封じられた記憶の壺〜』


この世界には、「記憶を調合する薬師」がいるらしい。
忘れた記憶、封じた声、擦り切れた思い出──
「奇妙話堂」は、記憶を調合し、声なき記憶の声に耳を澄ます場所。

お堂の主人・カイは、かつて師匠から“壺の記憶術”を教わった薬師の後継者。
彼が扱う記憶は壺や小瓶の中で混ざり合い、ときに“誰かの人生”を侵食していく。

封じられた記憶。
記憶に宿る声。
すり替わった人生──。

記憶はときに幻を呼び、過去の痛みを呼び起こし、ときに現実すら侵食する。
だがその奥には、まだ誰も知らない「もう一つの現実」が潜んでいる──

記憶の壺、記憶の小瓶を通じて、カイは人々のもう一つの現実である記憶と向き合っていく。
これは、記憶と境界の間に生きる者たちの、静かな闘いの記録。

壺に囁く声は、誰のものか。
消えた記憶の先にあるのは、救いか、破滅か。
やがて語られるのは、あなた自身の、もう一つの記憶かもしれない。



🌑登場人物紹介|記憶と境界をめぐる者たち

(キャラ紹介7名分:カイ・シキ・ウン・キョウ・コウ・詩人・ナリア)


🌑カイ(改)|記憶を調合する若き薬師

“封じられた声を解き、記憶の可能性を拓く者”
師より禁術《壺の記憶術》を継ぎ、人の記憶の澱と向き合う青年。自身の記憶にも、まだ誰にも知られていない影が潜んでいることを、カイはまだ知らない。



🌘シキ(織)|記憶調合の術を伝えた、沈黙の師

“壺を抱え、封じたものの重さを背負い闘い続ける者”
代々医術の家系に生まれ、禁じられた術を継承した薬師。過去の祠で“異界”と接し、記憶と魂の境界を越える術を用いた。カイの師匠にして、最大の謎でもある。


🌓ウン(雲)|時間を旅する、声なき記録者

“時の淵で祈るように、幾度も世界を繰り返した者”
人の時間の深部を見つめ、繰り返される“失敗の歴史”に絶望した旅人、軌跡学者。本来は干渉しない立場だが、カイの記憶に何かを見出している。


🌔キョウ(境)|境界を護る、祠の獣

“あの世とこの世の境で、妹を待ち続ける者”
幼き日の喪失から祠に辿り着き、異界との境界に触れた男。封印を跨ぐ力を得て、現世と死のはざまを見張る存在に。記憶の境に立つ者たちに“道”を示す。


🌕コウ(幸)|泣くことで花を咲かせる少女

“涙が地に落ちるとき、芽吹く記憶を見つめる者”
身体や涙から植物が生え出す異能を持ち、自然と孤独のあいだで育った娘。禁じられた恋を胸に秘め、山奥に閉じ込められていた。封じられた過去の鍵を握る。


🌑詩人|壺に“声”を奪われた男

“ある小説家に言葉を奪われたと話す者”
名もなき詩人。己の声を壺に喰われ、狂気の境に立つ。自身が嫌っている小説家に詩を盗まれたといい、カイの元を訪れる。


🌒ナリア|記憶の“崩れ”を体現する少女

“誰かの声が溢れてくる──断片的な記憶を持つ仮面の者”

自らの意思ではなく、記憶の裂け目から生まれた存在。カイの師・シキに関連した過去に内包し、声を持たないまま“記憶に住まう者”として現れた。



📖各章のあらすじ|talesで読む記憶の物語

【第零章】転覆の記憶──薬師と記憶の壺
記憶を調合する薬師カイの元に、壺を持った詩人が現れる。失われた声、盗まれた詩、壺に封じられた“誰かの記憶”が導くのは、奇妙な記憶の入口だった。
▶︎ 第零章を読む

【第一章】時の記憶──軌跡と封印の始まり
興奮した老人が暴れるので助けてほしいと言われ、駆けつけるカイ。老人を調べるうちに、この老人は普通の老人ではないと気づく。時を跨いで世界を調べる軌跡学者ウンと出会う。
▶︎ 第一章を読む

【第二章】異界の記憶──獅子と境界の綻び
妹を亡くした男キョウ。祠に立ち続ける彼のもとに、記憶から生まれたナリアが現れる。彼女の存在は、封じられた過去と師の記憶へと繋がっていく。
▶︎ 第二章を読む

【第三章】師匠の記憶──封印と境の秘密
何度も繰り返す“夢”の中に現れる壺と帝。カイの師・シキの過去が、徐々に明かされはじめる。薬師の記憶術に隠された、封印と帝との関係とは──?
▶︎ 第三章を読む



🏺あなたの“もう一つの記憶”が語られるその日まで──

奇妙話堂の扉は、まだ静かに開かれています。
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おわりに

あなたの中に眠る記憶が、いつか壺や小瓶に囁くとき、
きっとこの物語は、他の誰かの人生と交わることでしょう。
あなたと共に現実の中にある可能性の異世界を
冒険できることを嬉しく思います。
この異世界の記憶の旅を、ぜひ、お楽しみください。
                      渡邉帆南美




© 20219-2025 Honami Watanabe / 奇妙話堂制作室
本作品および登場キャラクター、記憶札・壺・祠などの造形・物語世界はすべて創作著作物に基づき構成されており、著作権法により保護されています。
無断転載、商用利用、模倣的創作等は固くお断りいたします。
当該世界観は記録・証拠保全を行っており、必要に応じて法的措置を講じます。

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