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6月。
診療報酬改定が、静かに現場へ入り始める季節。


数字や制度の話題が増えるたび、
少し遠い場所から、
かつて働いていた病棟の空気を思い出します。


どこの病院に行っても(ただ1箇所を除き)
あの頃のリハビリ室には、
独特の熱がありました。

誰かを良くしたいという気持ち。
自分の技術を認めてほしい気持ち。
その二つが、
時々とても曖昧に混ざり合っていた気がします。

誰かのために。
患者さんのために。
生活を取り戻すために。

けれど時々、
その言葉の奥に、
ほんの少しだけ別の熱が混ざる瞬間がありました。

「こんな訓練ができます」
「こんな視点があります」
「自分ならもっと変えられます」

本当は、
患者さんより先に、
誰かに見てほしかったのかもしれません。

フォローで入ったセラピストが、
主担当とは違うことを始める。

一貫性よりも、
“自分らしさ”を優先してしまう。

その結果、
混乱するのは患者さんでした。

昨日と言っていることが違う。
誰を信じればいいのか分からない。

そんな不安そうな表情を、
私は何度も見てきました。

制度はときどき、
そういう曖昧なものを静かに削っていきます。

効率。
アウトカム。
在院日数。
FIM。

数字へ変換されていく現場を見ながら、
私は少しだけ複雑な気持ちになります。

冷たいとも思います。
けれど、
あの頃ずっと抱えていた違和感が、
ようやく言葉になったような気もしています。

多分私は、
「すごいセラピスト」になりたかったわけではなく、
患者さんが安心して過ごせる流れを、
静かに整えたかったのだと思います。

そして今、
病院の外から改定を眺めながら、
あの時、離れた自分を、
少しだけ肯定できる気がしています。



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私のOTとしての在り方。


ありがたいことに、ビューとスキが伸びています🙏✨


どちらも、この頁の少し先で静かに灯りをともしています。

よろしければ、
もう少し館内を巡ってみてください。

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