ベトナムのアボカドが規格外すぎた話|大きい・細長い・安い三拍子
スーパーで「でかいズッキーニ発見!」と思って手に取ったら、まさかのアボカドだった話、聞いてください。
ベトナム駐在妻になってまだ3ヶ月だけど、もう食材売り場で驚かされてばかり。今回はそんな「ベトナムのアボカド」について、実際に買って食べてみたレポートをまとめます。
ベトナムのアボカドは日本のものと別物だった
日本でよく見るアボカドって、丸っこくてコロンとした形だよね。ブラジル産のハス種とかが主流で、皮はゴツゴツした濃い緑〜熟すと黒っぽい紫色になるタイプ。
でもベトナムのスーパーで見たアボカドは、
とにかく細長い(ヘチマみたいなフォルム)
日本のものよりひとまわり以上大きい
色がズッキーニみたいな深いグリーン
正直、注意して見ないと「野菜コーナーの長物野菜」だと思って素通りしちゃう人、結構いると思う。私も二度見した。
調べてみたら、ベトナムにはこういう細長いアボカドの品種があって、「034ボー(034 Bơ)」と呼ばれてるみたい。1990年代にラムドン省の農家さんが偶然見つけた木が原木で、コンテストに出した時のエントリー番号がそのまま品種名になったんだとか。ちなみにベトナム語でアボカドは「Bơ(ボー)」。これ、実は「バター」って意味の単語と同じで、脂肪分豊富なアボカドにぴったりのネーミングだなと思う。
今がまさに旬!ベトナムのアボカドシーズン
ベトナムのアボカドの旬は5〜8月頃で、9〜11月はほとんど市場に出回らないらしい。だから「今アボカド食べたい!」と思ったらこの時期を逃さないのがポイント。主な産地はダクラク省・ダクノン省・ラムドン省など中部高原エリア。コーヒーの産地としても有名な土地だから、土壌が合ってるんだと思う。
2種類買って、追熟させてみた
スーパーに細長いタイプが2種類あったので、迷わず両方購入。家に持ち帰って、柔らかくなるまでひたすら追熟させること約1週間。
ここで気づいたのが、
上側の細い部分は早く柔らかくなるのに、
下のふっくらした部分はなかなか硬いまま
ということ。アボカド全体が均一に柔らかくなるまで待つ必要があって、これがこの細長い品種ならではのクセなのかなと感じた。気が早くて上だけ柔らかくなった状態でカットすると、下半分がまだ硬いという事態になるので要注意。
種も見た目どおり細長くてびっくりした。日本のアボカドの種って丸いから、これは新鮮な驚きだった。
追熟後

断面

下側はまだ堅かった

追熟すると少し黄色味かかる感じ


食べ方はシンプルに、パンにオン
アボカド好きとしては、シンプルに楽しみたかったので、パンにアボカドをのせて、レモン塩とオリーブオイルをかけるだけ。
これがもう、文句なしに美味しかった。果肉はクリーミーで、変なクセもなく、レモンの酸味と塩気でいくらでも食べられる感じ。ベトナムでは地元の食材だからリーズナブルなのも嬉しいポイントで、市場やスーパーだと1kgあたり3〜4万ドン(150〜200円くらい)が相場みたい。日本でアボカド1個ずつ買う感覚からすると、かなりお財布に優しい。
ワカモレを作ってトーストに

ちなみにベトナムでは「Sinh tố bơ(シントーボー)」というアボカドスムージーが定番の食べ方らしいので、次はそれも試してみようと思ってる。
あと、もし「まだ硬いけど早く食べたい」という時は、オリーブオイルを絡めてグリルするのもおすすめ。硬めのアボカドでも香ばしさが出て、ねっとり感とはまた違ったホクホク感?の美味しさが楽しめる。
追熟を待ちきれない時の救済策としてぜひ。

まとめ
ベトナムのアボカドは細長くて大きく、ズッキーニに間違われがちな見た目
「034ボー」という地元品種があり、旬は5〜8月頃
追熟は部位によってムラが出るので、全体が柔らかくなるまで待つのがコツ
パンにレモン塩+オリーブオイルでシンプルに食べるのが最高に美味しい
まだ硬い時はオリーブオイルでグリルするのもアリ
旬の時期にベトナムにいる人は、ぜひスーパーで「でかいズッキーニ風アボカド」を探してみてほしい。見つけたら即買い、おすすめです。
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