第6回|もし日本が“軍を持たない国”になったら? —— 24時間で機能不全が起きる理由
はじめに
多くの平和主義者や「非戦・反戦」を信じる人々は、「軍がない=戦争が起きない」という理想を抱く。しかし、国家というのは単なる理想や道徳では守れない。国境、資源、外交、同盟、抑止――こうした“リアルな構造”がなければ、たちまち安全保障は崩壊する。
では、もし日本が本気で「軍を持たない国」になったら? ――おそらく、24時間以内、いや数日で“国家の防衛能力”は瓦解し、外交的・社会的な混乱が始まるだろう。今回はその“破綻のシナリオ”を構造的に描く。
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① 憲法9条と“自衛”の限界
そもそも現在の日本は日本国憲法 第9条により「戦力不保持」を宣言していた時代があった。 
しかし、現状では実質的に 自衛隊 が存在し、それが国家の“自衛力”の根幹を支えている。 
仮に自衛隊を即座に解体し、軍事力を完全放棄する――それは「国を守る力をゼロにする」ことを意味する。
となれば、外部からの軍事的圧力、領土的脅威、国際紛争の巻き込み、国家間のパワーゲーム――どれにも“無防備”で臨むことになる。
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② 外交カードの喪失と抑止力の消滅
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