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2025年の中日ドラフト戦略は正しかったのか?① ~チーム成績解析~


1. チーム低迷の真因

「現有戦力の底上げ」「新たな戦力獲得」。他に対し資金力で劣る(と言われている)中日は、どうしても前者が中心なのは分かっているが、やはりファンとしては手っ取り早く、後者もしっかり考えて頂きたいと思う訳で。

各チームの戦力補強が活発になってきた、この11月半ば。タイミングの不一致は百も承知ではあるものの、まずは'25年ドラフトの検証から行ってみたい。繰り返すが、資金力で劣る(と言われている ←しつこい)我らがドラゴンズにとって、ドラフトは戦力補強の根幹を成すものだから。

ドラゴンズ低迷の真因は、ドラフトの失敗にあると言っても過言ではない。'21~'23年ドラフトで指名された選手たちは、総じて伸び悩みが目立つ。下位の田中幹也や育成の松山晋也などの活躍はあるが、これは幸運の産物であり、狙って成し遂げたものではない。

2. '24年の「神ドラフト」による期待

そんな中、新体制で迎えた'24年ドラフトは、俗に言う「神ドラフト」と呼んで差し支えのないものだった。前評判の高かった金丸夢斗を引き当て、4位の石伊雄太は、今や正捕手を掴みかけた存在。プロスペクトとしても、森駿太・高橋幸佑・中村奈一輝・井上剣也が可能性を見せ始めている。6位の有馬惠叶も、落合2軍監督が才木を重ねるほどに期待。

スカウトが代わり、監督も代わり、さぁここからだと期待した'24年。当然、'25年も大いに期待をして、私はドラフトを待ち望んでいた。

ドラフトに備え、素人ながら情報収集と分析を繰り返した私の結論は、やはり今年の入札は野手一択。「立石正広」「小島大河」「松下歩叶」という、大砲候補の確保。一方の投手は、今年は飛び抜けた存在はおらず、「高素材」が多数。逆に言えば、2位でもまずまずのレベルが揃う。加えて、来年は高校四天王をはじめ投手豊作。更にセリーグもDH解禁の年。そもそも、'23年に度会隆輝を外したにせよ、'22年から3年連続で大卒投手を入札中。
「今年、野手に行かないでどうする」
もはや、「投手入札」の選択を排除する材料は十分過ぎるほどに揃っていると考えていた。

ところが、である。

3. '25年ドラフトの失望

ドラフトが近づくにつれ、OBを含めた中日界隈は「投手入札」の大合唱。呼応するように、井上監督も前日になって「投手1位指名」を公言した。

私は愕然とした。
「得点力の無さ」は、中日が長年苦しんできた大きな課題ではなかったのか。「指名すべき」野手が居る時に指名せず、目先だけを考えて投手を指名。過去にもそのような愚策を繰り返した結果、歪な投手偏向の編成となり、'21年のように「大卒外野手3枚指名」という狂気の指名をしたことも。
その過去を、何も反省していないのか?

中日のドラフトは、最終判断は監督に委ねられるのが通例。就任2年目で結果の欲しい井上監督が、投手を優先するのは当然。球界のトレンドが、昨今「球団主導による中長期目線での指名」となっているのは、そういった点も大きな要因のはず。結局、中日はいまだ、この低迷の「諸悪の根源」から脱却できていない。私は、そう感じてしまった。

4. '25年のドラフト戦略は正しかったのか?

前置きが長くなったが、以上のような想いから、表題の「2025年のドラフト戦略は正しかったのか?」に行き着く。栄えあるnoteの一つ目のテーマは、その点を解析し、自分を納得させたい。
その第一歩として、「ドラフト前の戦力分析」を行う。まずは投手・野手それぞれのチーム全体成績から確認。

WARは、Delta公表のデータを拝借。
この成績を見ると、阪神独走の最大要因は、やはり投手力にあることがよく分かる。あとは、四球を重視する岡田イズムの継承。DeNAと巨人も、セリーグの中では4位以下とは差がある感じ。CSにこの3チームが進出したのは、至極妥当な結果と言えそう。

一方の我らがドラゴンズはと言えば、打撃成績の不振は予想できた範囲内としても、投手も野手に負けず劣らず惨憺たる結果。「投手王国」なんて今は昔。しかも、バンテリンと言うパークファクターがある中で。防御率はともかく、与四球やWHIPを見るとアップアップの状況。

逆に言うと、この陣容でよく4位になれたものだ。
世間では色々と言われているが、井上監督は実は名将なのでは?
…などと考えつつ、「投手も野手もダメなら、まずは投手から整備」というのも、リーズナブルな判断のように思えてくる。。。

いや、まだだ。自分自身を納得させるためには、もう少し踏み込んだ解析を。
と言う訳で、次章以降ではポジション別に落とし込んだ戦力検証を進める。何とか妥当な判断に行き着きたい。

…無理かな、、、

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