「イベントをやること」が目的じゃなかった。僕が本当にやりたかったこと。
去年、龍祥寺でJAZZライブを開催しました。
正直に言うと、その頃は何をすれば地域のためになるのか、まだよく分かっていませんでした。
「お寺でJAZZをやったら面白そう。」
「地域の人に喜んでもらえたらいいな。」
そんな気持ちで始めたイベントでした。
結果は、本当にたくさんの方が喜んでくれました。
地域の方が笑顔になり、町外から来てくださった方が大紀町を知るきっかけにもなりました。
「やって良かった。」
そう思えた一方で、心のどこかにモヤモヤが残っていました。
イベントは終われば終わり。
また来年まで何もない。
それでは、一過性のイベントで終わってしまう。
本当に地域を元気にしたいなら、もっと違う何かが必要なんじゃないか。
そんなことを、この一年ずっと考えていました。
そして今年、少しだけ答えが見えてきました。
今年も9月13日に龍祥寺でJAZZライブを開催します。
でも、今年はライブそのものよりも、「その先」を大切にしたいと思っています。
今年はチケットをQRコードだけで販売するのではなく、地域のお店にも置いていただくことにしました。
販売にご協力いただいたお店にも、ほんの少しですが還元できる仕組みにしています。
決して大きなことではありません。
でも、この仕組みには意味があると思っています。
お客様がお店へ足を運ぶ。
お店の方と会話が生まれる。
Instagramで「こちらのお店でもチケットを販売しています」と紹介することで、お店を知ってもらうきっかけにもなる。
そしてライブが終わっても、人と人とのつながりは残る。
そんな小さな循環が町の中で少しずつ広がっていけば、それは単なるイベントではなく、地域の財産になるんじゃないか。
そんなことを考えるようになりました。

実は、僕自身もこの町との関わりは、まだまだこれからです。
ASO BASEを始めてから知り合いは増えましたが、もっと地域のお店の方と仲良くなりたい。
もっとこの町のことを知りたい。
だから今回のチケット配りは、営業というより「ごあいさつ」のような気持ちです。
火曜日と水曜日の休みを使って、ポスターとチケットを持って一軒一軒回ろうと思っています。
もし時間があれば、お店のおすすめや、こだわりも聞かせてもらいたい。
そんな会話も、いつかInstagramで紹介できたらと思っています。
地域は、一人では元気になりません。
誰か一人が頑張るのではなく、少しずつ人がつながり、小さな応援が積み重なっていく。
そんな循環ができたとき、地域は少しずつ面白くなっていくんじゃないでしょうか。
龍祥寺JAZZライブは、ゴールではありません。
人と人がつながるきっかけ。
お店と地域がつながるきっかけ。
そして、大紀町の中で小さな循環が生まれるきっかけ。
今年のライブが、そんな一日になれば嬉しいです。
