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LGBTQ運動などの"社会秩序破壊活動"の背後にあるものとは?

 丸谷元人氏による「こうして日本人だけが騙される」が面白い。

 表紙の写真が古い事件のものなので、昔のことだけを扱っているのではないかと思ってしまうが、扱っているのは安倍元総理暗殺、ウクライナ戦争、新型コロナパンデミックなど、現在起きていることや最近の出来事に関したものがほとんどだ。表紙の写真は差し替えた方がいいと思う。

 この本にはいくつも興味深いテーマはあるが、その中でも私が特に「なるほど」と思ったのは、フランクフルト学派についての部分だ。

 フランクフルト学派とは、文化マルクス主義のひとつだ。

 私の「真の歴史教科書」シリーズの「情報操作の構造」の中で、タヴィストック人間関係研究所が社会の秩序の破壊を行ってきたことを扱っているが、彼らが秩序の破壊を行いたかった理由までは、参考にした本に書かれておらず、知りたいと思っていた。

 その答えがこの本には明確に書かれているのだ!

 フランクフルト学派や文化マルクス主義について知ろうと、Amazonで検索をしても、タイトルを見る限り、素人が気軽に読めるような、大衆向けに書かれた本は見当たらなかったので、本書はとても貴重な情報源だ。

 以下、引用する。

 文化マルクス主義の起源は、1917年のロシア革命にあります。当時のマルクス主義者たちは、第一次・第二次世界大戦後には労働者階級が団結し、世界的な革命を起こすと信じていました。しかし、現実にはそのような革命は起こりませんでした。 

 この結果を受け、彼らはその要因を分析しました。

 イタリアの革命家アントニオ・グラムシと、ハンガリー出身の哲学者ゲオルク・ルカーチは、「労働者は西洋文化に洗脳され、国家への忠誠心を持っているために革命を起こさなかった」と結論付けました。

 彼らは、革命を成功させるためには、まず社会の文化や価値観を破壊し、 それによって人々の精神的な支えを取り除く必要があると考えたのです。

 文化マルクス主義の目的は、個人と共同体との愛着、国家への忠誠心、そして相互扶助の精神を排除し、「今だけ、自分だけ、楽だけ」といった価値観を推進することにあります。マルクスやエンゲルスが説いたような経済的・政治的手法による革命では変化が起こらなかったため、文化そのものを破壊することで人々の精神構造を変え、最終的に革命を促進しようとしたのです。

(中略)

 文化マルクス主義の推進者たちは、マスメディアや言語の操作、そして教育機関の掌握を重要な戦略と位置付けました。グラムシは、「西洋を内部から破壊する戦略」を提唱し、知識層を教育によって変革することで、社会全体を革命へ導こうとしました。

(中略)

 この戦略は一定の成果を上げ、西洋の文化的制度はマルクス主義者の影響を強く受けるようになりました。

 哲学者のルカーチは、「文化テロリズム」とも呼ばれる思想改変の手法を制度化し、社会の価値観そのものを根本から変えることを目指したのです。

 文化的テロリズムの重要な要素の一つとして、ルカーチはハンガリーの学校に「性教育」を導入する試みを行いました。

 ユダヤ教の富豪であり、マルクス主義主義者でもあったフェリックス・ヴァイルはルカーチの思想を強く支持し、私財を投じてフランクフルト大学に研究所を設立します。これが、後に「フランクフルト学派」として知られる思想運動の出発点となり、現代のLGBTQ問題の思想的基盤の一端を形成することになったと考えられます。

(中略)

 従来のマルクス主義が 「文化は経済的要因によって決定される」と考えていたのに対し、フランクフルト学派は「文化そのものが独立した重要な側面である」と主張し、新たな「ネオ・マルクス主義」の枠組みを打ち出しました。 

 当初、彼らは労働者階級が社会革命を担う存在であると期待していましたが、それが実現しないことを悟ると、ターゲットを知識層やインテリ層へと切り替えました。 そして、彼らを通じて社会全体の価値観を変えていく「教化戦略」を展開していったのです。

(中略)

 フランクフルト学派は、カール・マルクスの社会理論と、「人間の行動はすべて性的な衝動に基づく」としたジークムント・フロイトの精神分析を結びつけ、社会変革の鍵として「性の解放」を掲げました。彼らは、社会を分断する手段の中でも「性の解放」が特に強力なツールであると認識しており、現代ではLGBTQと異性愛者との対立をあおるような手法が顕著に見られるようになっています。

 また、フランクフルト学派は、大衆に訴える際には「理性」ではなく「感情」に訴えかける手法の方が効果的であると考えました。これは、現代のメディアや週刊誌に見られるセンセーショナリズムとも共通する特徴です。たとえば、労働者階級が芸能人のスキャンダルに熱中する現象なども、このような感情に訴える心理操作の一例と言えるでしょう。

(中略)

 フランクフルト学派が発表した著作の中で最も影響力があったのは、ドイツの哲学者で社会学者のテオドール・アドルノによる 『The Authoritarian Personality (邦題:権威主義的性格)』です。この本では「偏見と差別」に関する極端な理論が展開されており、特に人種差別に対する過激な見解を示しています。その思想は、ユダヤ系のフェミニストであるベティ・フリーダンが主導した「フェミニズム革命」に引き継がれました。

 1960年代、ウーマンリブ運動や女性向け雑誌を支援していたのはCIAだったと考えられていま
す。その結果、異性愛者の男性は、人種差別・性差別・同性愛嫌悪などのレッテルを貼られ告発されるという事態に至りました。この流れは、現代のアメリカやヨーロッパでの極端な状況につながり、日本でも徐々に影響が広がりつつあります。

 この理論の最終的な目的は、既存の社会構造や伝統的な価値観の破壊にあります。特に宗教、同質性、規範、家族、道徳、文化、性的モラル、忠誠心、愛国心、男らしさ、ナショナリズムといった保守的価値観を根本から揺るがすことが目標とされています。
 (P348-358より)

 LGBTQ運動やポリティカル・コネクトネス(言葉狩り)などは、全ては文化マルクス主義者による共産化のための運動であったのだ!

 共産化とはすなわち、世界統一政府の樹立及び、「1984」に描かれたような完全なる監視社会化のことだ。

 彼らが望む社会の実現のためには、現在の社会の秩序を全て破壊する必要があると彼らは考えているのだ。それゆえの破壊活動なのだ。LGBTQ然り、BLM然り、移民政策しかり。

 よって我々は彼らの真の狙いを理解した上で、これらの運動の全てに反対する必要がある。

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