[佐藤一斎・學びのひろば]幕末の志士の魂を揺さぶった儒学者に学ぶ(岐阜県恵那市)
「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2025年11月号より)
佐藤一斎[1772〜1859]は、岩村城を拠点とする岩村藩(現・恵那市岩村町)出身の儒学者で、佐久間象山、渡辺崋山ら、3000人を超える門下生が一斎に学んだ。さらに、吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬など、幕末から明治維新にいたる激動期、近代日本の誕生に大きな役割を果たした志士たちも、その教えを受け継いだという。また、彼は後半生をかけて、『言志四録』という語録や100冊余りの書籍を残している。



恵那市では、一斎の教えを教育やまちづくりに生かしており、「一斎先生」から学ぶ新たな施設がオープンした。映像や資料展示、さらには対話式診断など、さまざまな角度から、彼の功績や考えを知ることができる。また、町内15カ所に設置されている『⾔志四録』の碑⽂も紹介。見学後は、800年余りの歴史を持つ城下町を歩いて碑文を巡るのも一興だ。
美濃国出身の儒学者 佐藤一斎 生誕250年
「佐藤一斎 學びのひろば」
10/19オープン
岐阜県恵那市・佐藤一斎 學びのひろば
[時]9:00~17:00(入館は16:30まで)
[休]水曜(祝日の場合は翌平日)
[料]一般500円、18歳以下無料
☎0573-43-2150
https://issai-manabi.jp/
出典:ひととき2025年11月号
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