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そのパキラは生涯のパートナーかも〜パキラ完全ガイド③「購入する」編

パキラって、
原産地なら100年
日本でも鉢植えで50年
生きるらしい。

パキラに看取られるかも。
ワンチャン。


パキラの生命力が凄まじいことは
前回の②「特徴を知る」編でも解説した通り。

パキラの特徴について理解し、
本当に購入を考えるフェーズに入ったあなたは、
もはや生涯のパートナー探しをしてると
いっても過言ではないでしょう。

そんな真剣な気持ちに応えるための
③「購入する」編。
始めます。

パキラ完全ガイド5ステップ


はじめに

記事に書く内容を何日か前から
ボトムアップでまとめ始めてたのですが、
途中で気づいたんです。

これ、昔懐かしの4Pじゃない‥?

懐かしの4Pフレームワーク


学生の頃インターンやグループワークで
よく使ったマーケティングのフレームワーク。
商品やサービスを市場に提供する際に
企業が戦略を練るための観点のようなもので
もちろん社会人になってから実務で
使った記憶なんて皆無。

でもたしかに、消費者側としては、
マーケティングする側の思考を理解できてると
ただ受動的に購入に導かれるのではなく、
より『能動的に選んで』購入できるな、と。

なにかと効率が優先される昨今、
行き当たりばったりもそれはそれで
魅力的でむしろ好きなスタンスなんですが‥

パートナー選びって、
自分が能動的に選んだという満足感も、
長期的にはとても大事だと思うんですよね。
ということで本題へ。

流通パキラの今と未来【Product】

実際に購入するにあたって、
品種とサイズが重要ポイントとなるのは
想像に難くないでしょう。

また、販売されているパキラには、
種から育った『実生(みしょう)株』と
切り取られた枝から増えた『挿し木株』
2タイプが主に存在します。

品種については、
前回の②「特徴を知る」編で解説済なので、
今回はサイズと実生/挿し木のお話をします。

サイズ

だいたい、2.5号〜10号くらいが
一般的に販売されているサイズです。
植木鉢の号数については、
以下の公式を覚えておきましょう!

  鉢の直径≒号数×3cm

あくまで目安ですが、
パキラを設置するスペースとしては、
成長も見据えて鉢の直径の約3倍程の
床面を確保できると良いかと思います。

高さについては、生育環境の差が
大きいので一概に言えませんが、
マイ・ミッドナイト・パキラのくだりで
前回触れた通り、一般的に年間30cmくらいは
伸びることを念頭に置くと良いでしょう。

ただ、いずれは剪定などで高さを
調整するケースが多いと思いますので、
ひとまずは、目先1年+α後くらいの高さを
想像して選ぶのが良いかも知れません。

手の平を思いっきり広げると
親指先から中指先の直線距離がだいたい
20cm前後なので、1〜2手の平分にあたります。
店頭での吟味時に思い出していただければと。

未来を見据えたサイズ選び


実生か挿し木か

購入時の幹の印象やその後の成長において、
実生株なのか挿し木株なのかは重要な違いです。

主な違いは4点。

  • 幹の形状
    下部が太くて徳利型になりやすいのが実生で、
    均一で細めになりやすいのが挿し木。

  • 成長速度
    実生のほうが早い。

  • 寿命
    実生のほうが長い。


  • 実生なら好条件下で咲く可能性はありだが、
    挿し木は基本的に咲かない。

比較すると、実生のほうが一見良さそうですが、
実際のところは購入者の性格や環境にもよります。
例えば、成長のゆっくりな挿し木のほうが、
管理のための剪定が少なくて済むメリットもあり。
この辺りはまとめて後述します。

ちなみに、編み込みパキラについて

大きめのサイズになると、
複数株を編み込んだパキラがよく販売されています。
一長一短なのでこれも後述しますが、ひとまず概要を。

複数株が1つの鉢に密集するので、
水分吸収バランスが崩れがちになることや、
根腐れや内側の葉の日照不足などがリスクです。

また、大きいパキラでも年々成長はしていて
幹も少しずつは太くなる傾向にあるため、
編み込まれていると圧迫して痛めてしまう
可能性があるそうです。
特に、若めの小〜中くらい株の場合は、
念頭に置いておいた方がいいかもしれません。

とは言うものの、編み込みパキラには、
とっても可愛い!と強く心奪われるのも事実。
あまりリスクばかりに気を取られても勿体無いので
まずは心の声が欲せばそれに従って購入候補に
入れておくのが吉かと思います。

販売店【Place】

さて、次はどこで購入できるかの情報整理です。

①園芸店

お家の近くにどんな園芸店があるか
検索してみましょう。
検索ブラウザで「地域名+園芸店」
地図アプリなら現在地ONで「園芸店」
で簡単に見つけられます。

小さくてローカル感あるお店から
繁華街のスタイリッシュなお店まで、
謂わばセレクトショップに近く、
品種やサイズ、価格まで千差万別な
1点モノ感が最大の魅力です。

ちなみに、個人的な推しは、
練馬にある尾崎フラワーパーク。
週末は車で家族と遥々遊びに行きます。

②ホームセンター/インテリア・雑貨店

カインズ・コーナン・DCM・
島忠・コメリ・ジョイフル本田/
ニトリ・無印良品・IKEA
など沢山の店舗があります。

販売されている数やサイズが多く
幅広い選択肢が何といっても魅力。

③100円ショップ

ダイソー・セリア・CanDo
などでもパキラは購入できます。

低価格故にサイズもほとんど
3号程度までと小さくて可愛いものが多め。
昔は挿し木株が多かったようですが、
最近は実生株も全然珍しくないとのこと。

④ネット販売

ネットならAmazon・楽天・ヤフー・
メルカリ・その他個別業者などで購入可能。

希少品種を手軽に入手できる可能性が
高いことは大きなメリットかと思います。
ヤフオクやメルカリは1点モノとして
個別の写真が確認できるため、
現地で目視確認できない不安も多少軽減。

価格【Price】

それでは気になるお値段は?

サイズにほぼ比例

価格についてひとつほぼ確実に言えるのは、
サイズに比例するということ。
感覚的にもわかりやすいですね。

一般的なホームセンターを例にするならば、
最も代表的なグラブラ×実生のパターンで

  • 4号: 1,500〜3,000円

  • 7号: 5,000〜8,000円

  • 10号: 12,000〜20,000円(編み込みが多い)

くらいの感覚。
あくまで目安のひとつとして活用してください。

シンプルか凝ってるか

また、園芸店やネット販売では希少種だったり
おしゃれ鉢がセットになっていたりすると、
とその分は高めになりがち。

逆に、ホームセンターは簡易的な鉢が多かったり
量産型だったりで価格が比較的抑えられてます。

まとめるとこんな感じ。

価格と購入場所の関係性


オススメの購入方法【Promotion】

これまで整理してきた情報を基に、
購入者のモチベーションを踏まえたオススメの
購入方法を提案してみるので、良ければご参考に。

現在性重視◇完成形を初めから楽しみたい

育てる楽しさも観葉植物の魅力ですが、
やっぱり初めから全力で可愛いパキラが良い!
という気持ちもめちゃくちゃわかります。

一番のオススメは、園芸店での購入。
細かい手入れや樹形センスなど、
ナンダカンダでプロはプロ。

いくつかまわってピンと来なければ
次点でオシャレ度が期待できるインテリア・雑貨店、
小ぶりでOKなら100円ショップも候補に入れつつ、
成長のゆるやかな挿し木株や、迫力のある
編み込みパキラを探すのも良いでしょう。

独自性重視◇1つ1つの個性を現物で見極めたい

数ある中から選ぶことで納得感も生まれます。

人もパキラも好みは十人十色なので、
園芸店、ホームセンター、インテリア・雑貨店を
万遍なく一巡することを基本的にお勧めします。

ただし、これは盲点かもですが、
気合の入りすぎた園芸店は沢山の種類の植物を
置いているので、案外パキラの取り扱い数が
多くない、なんてこともなくはななかったり。

コスパ重視◇まずはパキラ栽培をしてみたい

コスパはやはり100円ショップ一択でしょう。
深く考えすぎずに、とにかくパキラ栽培を
まずやってみたい!といったニーズにぴったり。

100円ショップで購入したパキラの成長を
自慢するブログ記事などよく見かけます。
ピカピカの高級品よりむしろ愛着が湧いたり。

それに、気合の入ったプロ園芸店でもない限り、
どこで購入しようとパキラの元気さに
大差はありません。

浮いたお金でイケてる鉢を揃えることも可能。

希少性重視◇唯一無二であることをより感じたい

希少種が最も手に入りやすいのは、
ネット販売か園芸店です。
ただ、限りある園芸店スペースを考えれば、
選択肢が広さはややネットに軍配が上がりそう。

また、大型のホームセンターにもたまに
希少種が置いてあるので余裕があれば
ダメ元で覗いてみるのもありです。


おっと、忘れちゃいけない鉢と土のこと

意外に大事な鉢と土の基本


基本的には、購入時の鉢で少なくとも
1年くらいはそのまま育てることができますが、
お気に入りの鉢へドレスアップしたい!と
思うこともあるはず。

園芸店などでは、購入時に別の鉢へ植替える作業を
店員さんにお願いできるところもあります。

購入後に鉢を替えたい場合は、
土もセットで選択することになるので、
その辺りで迷わないように解説したいと思います。

鉢の基本

植替え先の鉢は、現在の鉢より1、2号くらい
大きいものがベター。
受け皿ありのものが望ましいですが、
難しそうな場合は、鉢の下に代わりとなるような
ものを敷くようにしましょう。

また、素材についても空気を通しやすい等、
解説すれば色々とあるのですが、
正直あまり気にしなくて良いと思います。

何より重要なのは、
適切なサイズと好みに合った見た目です。

土の基本

スーパーの野菜と同じで、
単独の土そのものの商品(キャベツ的)と
数種類配合されたパッケージ商品(カット野菜的)の
2タイプに分類されます。

オススメは断然、後者の数種類配合のもの。

一応土の種類毎に特色があり、例えば、
バーミキュライトは多孔質の土壌改良材だったり
パーライトは通気性や排水性があったり
ピートモスは保水性があったり
赤玉土はバランスが良かったり、と色々です。
上級者になれば、それらの配合するを楽しむ
境地まで到達できますが、パッケージで初めから
配合されている方が間違いないでしょう。

また、所謂『観葉植物用の土』の商品の
多くには、遅効性の化成肥料が含まれています。
植替え時にはなるべく肥料を与えず、
逆に定着後はある程度与えた方が良いので、
遅効性の化成肥料含有はとても有難いです。

それでも、園芸店等でパッケージ商品での植替えを
行っていず、土の要望を伝える必要がある場合は、
「土表面が乾いたのがわかるよう赤玉土メインで
バーミキュライトとかも少し混ぜてください」と
言うとデキるヤツ感が演出できると思います。

さいごに

冒頭でも触れた通り、
パキラの寿命は長いので、
出来るだけ相性の良いパキラを
見つけられたら素敵ですね!

マイ・パキラに出会った3年前の暑い夏の日


最後までお読みいただきありがとうございます、
後続の「育てる」編もぜひお楽しみください:)

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