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なんだか毎日忙しい(その2)〜2026年FIFAワールドカップにおける二重国籍

(承前)

なんだか毎日忙しい。今朝は4時半に起床、ポルトガルvsウズベキスタンを飛ばしながら観て、5時からはイングランドvsガーナを出勤途上も含めて観戦した。この2試合、今大会を象徴しているようにも思う。

今回のワールドカップ、解説者らもよく言っているが、大陸間の格差が縮まったように感じる。もちろん、大差の試合もある。ただし、それらは選手の平均的な能力というよりも、①メッシ、エムバペのような傑出した才能にやられる、②チームマネジメントに問題がある、といった理由によるもののように見える。

各チームの差が縮まった理由の一つは、出場する多くの選手が欧州のプロリーグでプレイしていること。日本が好例である。各国26名として総数が1248名、内イングランド、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアのリーグでプレイしている選手が460人強と3分の1以上。トルコ、オランダ、ポルトガル、ベルギーを合わせると、半分以上になる。

同時に、欧州で育った選手が、ルーツともいえる国の代表としてプレイしている。過去にもそういうケースがあったが、今回はそれがより目立つ。

欧州強豪国においては、かつての植民地を中心とした地域からの移民二世の選手が沢山いた。フランスのジネディーヌ・ジダンはアルジェリア移民の子、スペインの新星18歳のラミン・ヤマルの父親はモロッコ人。フランスのデジレ・ドゥエのルーツはコートジボワール。

さらに、ジダンの息子ルカは、アルジェリアの代表GKとして今大会に出場。ドゥエの兄、ゲラ・ドゥエはコートジボワール代表DFとして出場している。

例えばルカ・ジダンは、フランスの年代別代表に選出されて来たが、昨年FIFAに登録国籍変更を申し出てアルジェリア代表となっている。こういうケースが他にも沢山ある。キュラソーは、旧オランダ領で今もオランダ王国の構成国だが、代表チームのほとんどがオランダ生まれのオランダ育ち。年代別オランダ代表を経験したプレーヤーもいる。オランダ国家は歌えるが、キュラソーの歌は知らないので、開会前に皆で歌詞を覚えたそうだ。

念の為、FIFAの国別代表資格をAI Geminiに質問した。答えは(読みやすいように修文、削除している);

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1. 基本条件(4つのうちいずれか1つ)
選手が特定の国の代表になるには、その国の**国籍**を保持した上で、次の4つの条件のいずれか1つをクリアしていなければなりません。
* **① 本人がその国で生まれている**
* **② 実の父親、または母親がその国で生まれている**
* **③ 実の祖父、または祖母のいずれかがその国で生まれている**
* **④ その国に一定期間以上、継続して住んでいる(居住実績)**

2. 他国の代表歴に関するルール(代表の変更)
* 最初の国でA代表(公式戦・非公式戦問わず)に出場した際、**すでに変更を希望する国の国籍も持っていた**こと(二重国籍など)。
* A代表での通算出場試合数が**3試合以下**であること。
* A代表での最後の試合出場から**少なくとも3年が経過**していること。
* A代表で**ワールドカップや大陸選手権(アジアカップ、ユーロなど)の本大会に出場していない**こと。
* 最初の国でのA代表出場が**21歳未満**の時であること。

**注意:** ユース世代(U-17やU-23など)の公式戦に出場していた場合でも、上記の条件や手続き(FIFAへの申請)を経て、別の国のA代表を選択することができます。
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日本は一定年齢を超えると二重国籍は認められない。私の孫のように、父親が外国人の場合、20歳までに国籍を選択しなければならない。一方で、世界の国の七割以上は二重国籍を認めているので、こうした兄弟あるいは親子で別々の国の代表になる状況や、代表する国をスイッチするケースが出現する。

代表資格の選択を通じて、自分のルーツを振り返る、貢献しようと努力する。もちろん、自らのキャリアも考えてのことだろうが、私にはとても良いことのように思える。もちろん、生まれ育った国を大事にし、その代表として戦うことも素晴らしい。移民二世・三世をチームに取り込んでいる国においては、極端な移民排斥運動に対する牽制にもなるだろう。

同時に、強豪国においてはこうした選手の囲い込み、彼らのルーツとなる国あるいは日本においては、常にアンテナを張り、二重国籍選手を代表チームに招聘する。こうした、スカウティング合戦が、今後もますます盛んになるのではないだろうか。

FIFAは現在のインファンティーノ会長体制になって4年目に「THE VISION 2020-2023」という文書を発表している。その冒頭には、こう書かれている。

<Ultimately, FIFA’s key mission is to truly globalise, popularise and democratise football for the benefit of the entire world.> (究極的には、FIFAのミッションは、全世界の為に、サッカーを真にグローバル化し、普及させ、民主化すること)



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