インスタントコーヒーって何かの敵なん?
自慢じゃないけど、KALDIのドリップコーヒーは安売りの時しか買わない。
普段はインスタントコーヒーだ。
お湯を沸かして、粉を入れて、飲む。
それで十分おいしい。
ところがネットを見ていると、不思議な気持ちになることがある。
豆を挽いて。
お湯の温度を測って。ゆっくりドリップして。
……丁寧な暮らし。こだわりの一杯。
もちろん、それが好きな人は好きでいい。
私だってドリップコーヒーは好きだ。
サイフォンは片付けが面倒でお飾りだ。
時々思う。
インスタントコーヒーって何かの敵なん?
朝だったら、一分でも長く寝ていたい。
仕事から帰ったら、さっさと座りたい。
疲れている日は夕飯だって適当になる。
それが生活じゃないのかって。
人間には体調がある。気分がある。
忙しい日もあるじゃんか。
正直、何もしたくない日はザラだよ。
なのにネットの中では、手間をかけることが偉いことのように見える時がある。
類似が紙書籍が偉いとか、読書する人が立派なんだとか。
私、そうは思わない。
手間をかけたい人は、かけたらいい。
好きならそうすりゃいい。
インスタントコーヒーを飲みたい人は、飲んだらいい。
そこに優劣なんてない。
それぞれの生活があるだけ。
好きな物事の話をしているはずなのに、時々人間の格付けの話に聞こえることがある。
人に上下をつけるのかなぁ。
自分の好みに素直なだけでいいし、人にも好みや事情があるのにね。
欲言えば手間暇掛けてうまいもの出来るならやりたいけど、全部が全部出来る訳じゃない。
現実を生きていたら、必ずしも理想に沿うはずないのにな。
毎日はしんどいよ、生きてるんだから。
自分の生活に折り合いをつけながら、生きてるのも普通なんだよなぁ。
毎日ドリップコーヒーを淹れる人もいるだろう。私は私でマグカップにインスタントコーヒーを入れる。
そのくらいでちょうどいい。
生活って、案外そんなものだと思う。
