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ショート: 20文字×10のさようなら

祈ることなどない。さようならを告げた午後

ゆび先の冷たさが別れを急がせた、言いわけ

泣き顔を隠すには雨は優しすぎて、傘を置く

雨の中で沈んでいく表情を見るのはつらいよ

でも、笑ってとも言えないのを許してほしい

キミのこと、感覚でしか分からなかった無力

愛を問われて逃げたくなる、僕のいい加減さ

愛を言葉にすると、僕は壊れてしまうような

キミの背中を見送る時間は、雨音が遠くなる

水たまりの波紋だけが、唯一僕の答えだった

https://note.com/komaki_kousuke/n/n5285de6e36aa

#小牧幸助さん
#シロクマ文芸部
#祈ること
#20字小説