✎𓂃 04 孤独な10日間
その日はエビのガーリックシュリンプを作り
「僕の分は味付けなくていいよー!」言われていたので
分けようと思っていたけど忘れてて、味付けした後に
気付いたので彼にLINEをしました 。

この時間は実家に帰っていれば
電車中なので、基本的にはすぐ既読が付くものですが、この日は既読が付かず、映画でも観てるのかな。と落ち着いたタイミングの返信を待つことにしました。

その後も返信が無く、23時頃には遅くても帰って来るのに音沙汰無し。彼には様々な過去があり、思い詰めることがあって付き合う前の同僚期間である間に2度居なくなることがありました。
ただ、付き合ってる期間の10ヶ月は当然姿を消すことは無かったのですが遂にこの日を迎えてしまったのだと悟りました。
この時は死んでしまうんじゃないか。
とは思わず、ひとりになりたかっただけだと思っており
不安と寂しさに覆われながらも落ち着いたら帰って来て、ただいまと言える振る舞いをイメージしていました。
彼は、自分の苦しみを隠して、周りのひとたちの為に動くことを優先してしまうような心優しい人だったのです。
