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新型コロナ厚生労働省電話相談窓口に電話してみた。


いつもみなさんの報告を読むばかりだったので、実際に自分でも電話して質問してみました。


①新型コロナウィルスと風邪の「症状のちがい」について教えてください。

→ 明確なちがいは確認できていない。そもそも「新型コロナ感染症とは、ウィルス性の風邪の一種である」と明記されている。発熱・喉の痛み・咳が長引くこと(1週間前後)、強い倦怠感を訴えるかたが多いことが特徴。


②PCR検査結果には偽陽性がある、つまり、「感染していないけれども陽性として出てしまうケースがある」という認識は正しいですか?

→ 正しい。偽陽性の可能性もある。


③日本でPCR検査で陽性が判明した新型コロナ「陽性者数」のうち、実際に新型コロナに感染していた「感染者数」を教えてください。

→ 厚生労働省では集計上、陽性者数と感染者数を分けておらず、同じ人数で案内している。


④テレビや新聞で報道されている「感染者数」にも、「偽陽性だった陽性者」が含まれているという認識でいいですか?

→ 報道機関のことはこちらでは案内していない。


⑤2020年6月28日付厚生労働省の事務連絡により、現在、「厳密な死因を問わず、新型コロナ陽性者であれば、新型コロナ死亡者数として公表している」というのはほんとうですか?

(下記がその事務連絡のリンクです)

→ その認識で正しい。


⑥では、実際に「新型コロナ感染が直接の原因で死亡された方」は、現在日本に何人いらっしゃいますか?

→ その情報は持っていない。


⑦無症状の感染者からほかの人に新型コロナが感染するというエビデンスはありますか? あるとしたら、どこで見られますか?

→ 「無症状の方からの感染の可能性も指摘されている」と厚生労働省のHP(下記リンク)に書かれている。エビデンスというのはない。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2-3


⑧医師の方が、患者さんにインフルエンザと診断して、そのあとその患者さんが新型コロナ陽性と判明した場合、「その医師は濃厚接触者となり、無条件に2週間の診療停止になる」という指示を厚生労働省が出したというのはほんとうですか?

(ネタ元は上記です。調べもの中に見かけたので質問してみました。)

→ その内容は確認できない。
ただし、令和2年11月20日に、「新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している地域においては、他の疾患の疑いが強い場合を除き、積極的に COVID-19 の検査を実施するようお願いする」という通達を出している。

(下記がその通達です)


厚生労働省の自治体・医療機関向けの通達を見てみましたが、たしかにそういう記述は見つけられませんでした。


ただし、2020年3月12日付の下記の日経メディカルの記事によれば、

日本医師会は「厚労省と相談した上、インフルエンザやRSウイルス感染症、溶連菌感染症を疑った場合などでは「迅速診断(インフルエンザ簡易検査)を行わずに」臨床診断で治療薬を処方することを検討すべきとした」とあります。

結果的に、前述サイトさんの説と同じ現象が起こっていますね。
「医師が濃厚接触者となった場合、2週間診療をやめて自宅待機しなければならない」というのはそのとおりでしょうし。


そして、
「今シーズン(2020~2021)のインフルエンザ患者数が激減した」ことは、みなさんのご承知とおりですね。

そもそも「検査をしないようにしてる」んですもんね。

下記は令和3年3月12日付のインフルエンザ発生状況に関する厚生労働省のプレスリリースです。


例年、インフルエンザでどれくらいの方々が亡くなっているのか、調べてくださったサイトがあります。

上記サイトによると、だいたい毎年インフルエンザで、3500人ほどの方が亡くなっているそうです。

一次情報チェックもしましたよ。下記人口動態統計の「死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)」というファイルの2ページ目に「インフルエンザ」という項目があります。令和元年では 3575人、平成30年では 3325人の方が亡くなっていますね。


しかし、令和2年の日本の年間死亡数は、超高齢者社会にもかかわらず、そして「新型コロナが猛威をふるっているにもかかわらず、11年ぶりに減少」しました。これで自殺者数が増えていなければ喜べるんですが…😿😿😿


⑨「新型コロナで死亡した患者の解剖をWHOが禁止している」というのはほんとうですか?

→ WHOのことはこちらでは答えられない。
厚生労働省では下記の「Q&A」のとおり案内している。

Q 遺体を動かしたときに、咳やくしゃみのように、肺の拡張・収縮により飛沫が発生しますか? また飛沫感染の原因となりえますか?

A 死後硬直で肺の拡張や収縮は起きないため、遺体を動かしても飛沫の発生はないと考えられます。しかし、遺体を動かした際に体液が漏出する可能性はあり、それが飛沫となって飛び散る可能性はゼロではないものの、生きた感染者もしくは治療中、生存中の感染者と異なり持続的にウイルスを含む飛沫が体外に放出されることはなく、「解剖のような特別の処置を行わない限りは」遺体からの飛沫感染のリスクは低いと考えられます。

https://www.mhlw.go.jp/content/000653447.pdf

上記リンクの「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」というPDFの27ページにその記述を見つけました。

「解剖すると感染する可能性がある」
→「解剖した人は濃厚接触者に該当する」
→「濃厚接触者は2週間の自宅待機が必要」
という三段論法ですね。

風が吹いたら桶屋が儲かる的な。


WHOの解剖禁止の件について調べていたら、ファクトチェックに関する興味深い記事を見つけたので、そちらもまた書いてみたいです。


電話口のご担当の方は、大変丁寧にお答えしてくださいました。
みなさんも、気になることがあったら、ぜひ質問してみてくださいね!