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月次会議での叱責——「値上げ幅が小さいから」は理由にならない

月次会議で、社長や取締役に向けて調達サイドの状況を報告しました。

輸入商品の価格動向、為替レートの推移、今後の見通し、そして国内仕入先からの値上げ要請——これまでのコラムで書いてきた話の数々を、今度は経営陣に向けて説明する立場です。

何一つ、ポジティブな話ができない

材料も為替も、悪化の一途をたどっています。何か一つでも良い兆しがあれば救いなのですが、正直、報告できる材料が見当たりません。話すたびに、社長の表情がどんどん曇っていくのが分かりました。

「値上げ幅が抑えめだから」で、済ませてしまった

その中で、国内の仕入先から届いた値上げ案内についても報告しました。仕入先が提示してきた値上げの根拠を説明する場面です。

ただ、その資料は前日届いたばかりで、詳細な分析ができていませんでした。他社の値上げ幅と比べると、今回の要請は比較的抑えめだったこともあり、あまり深く検証しないまま報告してしまいました。

これに対して、社長から厳しい指摘を受けました。

「抑えめ」でも、検証を怠っていい理由にはならない

確かに、値上げ幅そのものは他社に比べて小さかったのは事実です。ただ、その根拠を詳細に分析せずに報告したことで、結果として「仕入先の言い分をそのまま鵜呑みにしている」という印象を与えてしまいました。

以前のコラムで、価格改定の妥当性を判断する難しさについて書きましたが、まさにあのとき自分が課題として認識していたことを、今回自分自身がやってしまった格好です。数字が小さいからと油断せず、どんな値上げであっても根拠を一つひとつ検証する姿勢を崩してはいけない——分かっていたはずなのに、実践できていませんでした。

これはこちらの怠慢だったと、率直に反省しています。

楽な仕事は、やっぱりどこにもない

材料費も為替も、自分の力ではどうにもならない外的要因です。それでも、コントロールできる部分——情報の精査と検証の姿勢——まで手を抜いてしまえば、それは言い訳が立ちません。

猛省しつつ、次の報告ではきちんと裏付けを持って臨みたいと思います。

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