【生存戦略】無職の移住は「地方より東京」がおすすめ。9年住んでわかったその理由と物件探しの極意
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「働きたくないから、生活費の安い地方に引っ越そう」
確かに地方なら家賃も安いし、労働時間を減らしたり、それこそ山奥で仙人暮らしとかができそうです。
でも、実際に東京で(ほぼ)無職生活を9年続けているわたしの結論は、真逆です。
「無職こそ、東京へ移住すべき」
無職にとって、地方移住には「人間関係の濃さ」や「車の維持費」という見えないコストが重くのしかかります。
逆に東京は、コツさえ掴めばこれ以上なく「無職に優しい街」だと思います。
無職目的(?)で移住を考えているなら、あえて東京を選択肢に入れてみる。
その理由と、貯金が少なくても移住を実現する具体的なステップを解説します。
無職の移住に「地方より東京」がおすすめな4つの理由
理由①:人間関係の「干渉」から解放され、孤独を享受できる
まず何よりも大事なのが、東京では「ほうっておいてもらえる」こと。
つまり、圧倒的な匿名性の中で孤独でいられることです。
わたしは山形県の片田舎出身なんですが、とてもじゃないですが故郷で無職を続けられる気はしません。
よく天気の良い日は昼間っから公園にレジャーシートを広げて、ひとりピクニックをしたり本を読んだりしているのですが、これを地元でやってしまうと…。
十中八九、親の友達とかに見つかって
「あんたのとこの○○君、昼間っからブラブラして働いてんの?」
と井戸端会議の議題にあがること間違いナシ!(笑)
東京は人が多いので、それぞれがバラバラに生きています。
他人に関心がありません。
「冷たい」と感じる人もいるかもしれませんが、無職というマイノリティには、その無関心がむしろありがたいんです。
地方だと伝統行事や地域清掃など、濃い人間関係を前提とした社会ルールがあります。
「人付き合いが苦手で無職を選んだ」という人にとって、地方のコミュニティは東京の満員電車よりツラいかもしれません。
理由②:マイノリティが埋もれる「匿名性」が精神を安定させる
東京はひとりでもいられますが、同時に「自分と同じような人」を見つけることもできます。
地方で無職を貫こうとしても、周囲にロールモデルがいません。
でも東京には、本当にいろんな人がいます。
昼間からビールを飲んでいるおじさんもいれば、平日のカフェでずっと作業している謎のフリーランスもいる。
無職もまた、ここでは珍しい存在ではありません。
象徴的なところでいえば、LGBTなど偏見の目で見られがちな方々が、同じ悩みを抱える仲間と出会える場所があるのも東京です。
無職も立派な(?)マイノリティ。
精神的な自由を保ちながら生きていくには、やはり東京の包容力が必要だと感じます。
理由③:圧倒的な求人数により「いつでも働ける」という安心感
別に無職がゴールではなく、働きたくなったら働けばいい。
そんな時、地方は圧倒的に仕事が少ないのがネックになります。
東京なら、探せばいくらでも仕事があります。
わたしの知人には、派遣社員を「始めては辞め、始めては辞め」と繰り返している強者もいます。
仕事の数が多いので、人間関係が嫌になってもすぐにリセットして次に行けるんです。
UberEatsの配達員など、好きなときに働けて人と変わらない仕事は象徴的。
都会のほうが圧倒的に仕事量を確保できるはずです。
また、最低賃金が高いのも大きなメリット。
「いざとなれば食い繋げる」というセーフティネットがあるからこそ、安心して無職を続けられるわけです。
理由④:車の維持費が不要。徒歩圏内で完結するコストパフォーマンス
「地方は生活費が安い」と言われますが、車の維持費を忘れてはいけません。
地方生活で必須となる車。
ガソリン代、保険、車検、税金を考えると、月々数万円の固定費が上乗せされます。
無職には相当キツい。
一方で東京(特に郊外)なら、徒歩 or 自転車だけで生活が完結します。
徒歩圏内に安いスーパーや100均がある
図書館や大きな公園など「無料で過ごせる場所」が充実している
500円のコーヒー一杯で、最先端のカフェを自習室代わりにできる
遊ぶお金が少なくても、街そのものがコンテンツに溢れているので、ガソリン代をかけなくてもヒマしません。
【実体験】無職が東京移住を成功させる「現実的」な4ステップ
ステップ① まずは「シェアハウス」を宿り木にする
上京の最大の壁はお金と審査です。
ふつうに賃貸を借りようとすると、初期費用で50万円近くかかりますし、何より無職だと入居審査に落ちる可能性も高い。
保証人がいない場合も多いでしょう。
そこでまずは、シェアハウスを「宿り木」にします。
シェアハウスに入居: 初期費用が激安(数万円〜)、かつ審査がゆるい。家具家電付き。
東京でサクッと稼ぐ: 派遣や単発バイトで次の引っ越し費用を貯める。
理想のアパートへ: 落ち着いたら都下の安いアパートへ引っ越す。
このステップを踏むのが、最も低リスクで確実です。
早ければ半年で、理想の一人暮らしアパートへ引っこせるかと思います。
シェアハウスは色々ありますが、より現実的なのは、シェアドアパートメント。
都心に家賃38,000円〜住めて、物件間の移動も可能です。
仕事に合わせて場所を変えられるので、無職からゆるく復帰したい人にも最適です。
また、すでに一人暮らしを始める資金がある人は、同じ系列のクロスワンルームもあります。
こちらも格安賃貸で、家具家電付きの物件も多いので初期費用を下げられます。
現状が無職だとしても、例えば20代で上京してきた前提なら、多くの場合、賃貸契約できると思います。
ステップ② 東京の無職生活は多摩(都下エリア)がおすすめ
ひとくちに「東京」といっても、銀座や六本木に住むわけではありません。無職におすすめしたいのが、いわゆる多摩地方(都下エリア)です。

っというより、わたし自身がずっとこのエリアに住んでいるんです。
例えばJR中央線の武蔵境駅〜西国分寺駅のあたり。
これらのエリアをおすすめする理由は以下の3つ。
家賃が安い: 駅から少し離れれば、1Kで3〜4万円台のアパートも見つかります。
公共施設が最強: 武蔵野プレイス(図書館)や小金井公園など、無職の居場所が無料で手に入ります。
時給が高い: 23区内と同じ東京都の最低賃金が適用されるのに、家賃は格安。
他にも、小田急線や京王線で都心から西方向に下ると、同じような特徴があります。

実際、わたしが狛江市(小田急線 狛江駅)で無職生活を始めたときのアパートは家賃36,000円でした。
家賃がこれだけ安いと、毎月の生活費は10万円以下に抑えられます。
午前中だけバイトして、午後は家で趣味程度の執筆、公園で昼寝したり……。
バイトしたら無職じゃないとも言えますが、週3日・4日ていどのバイトは実際にやってみると限りなく無職です(笑)
いわゆる「引きこもり」になりたい人は別ですが、大抵の人は短時間アルバイトするぐらいがちょうどよいかもしれません。
ステップ③ 無職のための理想の物件の探し方「地元の不動産」
率直に言って、上京一発目でいきなり理想の街と物件に住めないと思います。
物件選びは本当に答えがなく、同じ街ですら微妙な立地の違いで住心地が違ってくる。
だからといって無職が2回も3回も引っ越しするのは、それまた現実的じゃない。
なのでまずは先程のシェアハウスや家具家電付き物件にソフトランディングして、東京に拠点を構えます。
そして半年、1年かけて理想の物件探しをしましょう。
そしてその期間での物件探しは、ぜひ”足”を使ってみてください。
個人的におすすめの物件の探し方は、
まず「(駅の名前) 不動産」で検索
不動産屋の運営歴をチェック
不動産屋のホームページをチェック
実際に足を運んでみる
の4ステップ。
大手物件情報サイトを”使わない”のがポイントです。
わたしの個人的な経験になりますが、住みやすい格安物件とは、
地元の名士がもっているアパート
です。
いわゆる地主だったり、街の議員さんを輩出している一族が運営している物件。
地主さんは大家歴が長く、ある意味でその道のプロなんですね。
たいていは物件の近くに住んでいて、トラブル対応が早い。
それでいてお金持ちだから、物件の収益化にガメつくない(笑)
逆に「サラリーマンの投資物件」だと、そもそもが収益化目的ですから管理会社もあらゆる手段で利益を増加させようと試みます。
そうすると入居者に対し「見えにくい出費」が生まれ、総合的には住みにくくなるわけです。
そして地元の名士のアパートは、やっぱり大手物件サイトには出さず、地元の不動産が持っている可能性が高いんですね。
そこでまずは、気になる街(駅)の「不動産屋」を検索。
そして「〇〇不動産(7)」など不動産屋さんの横についている数字をチェックします。
この数字は、5年に一度の宅建業免許の更新回数を意味します。
数字が多ければ多いほど、その地域で長く運営している不動産というわけでうす。
地域に根ざした不動産は地元の名士との繋がりあると想像できますよね。
その不動産に実際に足を運んで、店頭の物件情報を見たり、余裕があれば直接話しを聞いてみましょう。
それとなく「大家さんってどんな方なんですか…?」と聞いてしまうのも意外とおすすめです。
貯金が30万円ぐらい貯まって引っ越しの準備が整ったら、ぜひこの流れを愚直に繰り返してみてください。
ステップ④ 無職に住みやすい部屋の選び方「70年建築のアパート」
「住みやすいそうな街」と「良さそうな不動産屋さん」を見つけたら、次はいよいよ部屋選び。
わたし自身、東京都内で6回の引っ越しを経験しており、それなりに色んな部屋に住んできました。
その経験から、無職に住みやすいアパートはの特徴をまとめると、
大家さんが地元の名士である
70年代に建てられた物件である
和室である
と言えます。
これはもちろん、わたしの価値観も多分に含まれています。
地元の名士が良いという話は先ほど言ったとおり。
そして中途半端に古い物件より、ガッツリ古い築50年ぐらいの物件のほうが住みやすいです。
だいたい70年代に建てられたアパート。
これまで80年代後半に建てられたであろうアパートに2回住みましたが、どちらも住みにくかったです。
想像するに、80年代後半はバブル全盛期。
今よりもすごい投資物件ブームで、投資すればするほど儲かった時代でしょう。
その熱狂の中で建てられた物件は、パッと見は豪華なんだけど、住んでみるとイマイチ…という感じ。
近くを大きい車が通ると振動したり、隣接する部屋の生活音が聞こえ漏れたり。
観音開きのクローゼットなど、ヘタに洋風設備を取りれるもんだから六畳一間のインテリアが制限されたり。
住んでみないとわからない不満点が多かったのが、80年代の物件でした。
逆に70年代の物件は、まだ「江戸の長屋」のような牧歌的な雰囲気が残っています。
見た目は古いけど「押し入れ」と「天袋」は収納力抜群。
ものがひっかけられる「鴨居」が地味に便利。
部屋自体が整った長方形で、レイアウトの自由度が高い。
また押し入れが隣の部屋との境目に位置していることが多いので、音や振動の緩衝材になっていることも。
そもそも50年以上、そこに建ち続けているということは、
シロアリにやられていない → 湿気が逃げやすい構造。日当たりの良さ
アパート経営が続いている → 大家さんが良心的に手入れをしている
といった要素が想像できます。
これはつまり「住みやすさ」に直結する部分です。
「和室」といっても、今ならおそらくフローリングや洋式トイレにリノベーションされているはず。
日本建築の住みやすさと、馴染みのある洋室が合体した奇跡的な部屋。
できればそんな部屋をしつこく探してみてほしいなと思います。
そもそも古い物件のほうが家賃が安い。
それはもちろん、無職にとって大事な要素です。
おおざっぱにまとめると、
家賃6万円の80年代アパート
より
家賃4万円の70年代アパート
の方が、わたしの経験だとコストパフォーマンスが高かったです。
まとめ|無職こそ、東京という選択肢を
「無職だから、地方に逃げなきゃ」 そう思っている人にこそ、東京という街の「懐の深さ」を知ってほしいです。
誰にも干渉されない自由
困ったときにはいくらでもある仕事
車を持たなくても生きていける利便性
これらが揃った東京(の郊外)は、無職にとって最強のシェルターになり得ます。
まずは固定費を最小限に抑えた上京計画を立ててみてください。
そして、いざ東京についたらとりあえず仕事をして、理想の物件探し。
多摩地方
地元の不動産
地元の名士のアパート
古くて住みやすい部屋
これを順に探していきましょう。
この流れで、無職の移住が完成します。
めんどくさそうですが、実際に行動してみると案外あっさり理想の生活が手に入るかもしれません。
「働かずに生きていく方法」の詳細は、こちらのガイドもどうぞ↓
