「ほしのりりす」と名乗った理由|自己紹介|はじめてのnote
光の星を見上げながら、
わたしは、闇の名を選んだ。
神に背いた女、
月の軌道に潜む影、
そして──
生まれた瞬間から、あなたの内側で疼いている、名もなき衝動。
それが、リリス。
わたしが名乗った、もう一つの月の名。
🪐【神話】従わなかった女、リリス
リリスは、アダムの最初の妻。
けれど、従うことを拒み、
自分の欲望と自由を守るため、楽園を離れた。
「服従しない女」として語られ、
やがて悪魔として恐れられた存在。
夜の子どもたちを喰らう魔物、
男を誘惑する淫らな精霊、
女のなかの反逆と快楽の象徴。
でもわたしには、彼女が──
“ほんとうの快楽を知っていた女”に思えてならなかった。
支配じゃ濡れないことを、彼女は知っていた。
だから、愛ではなく、命令を拒んだ。
神に背いたのではなく、
自分の身体を明け渡さなかっただけ。
それを“罪”としたのは、
誰の欲望だったんやろうね。
🌘【占星術】ブラックムーンとしてのリリス
占星術でのリリスは、月の軌道が描くもっとも遠い地点。
地球からいちばん離れた、その虚空の座標。
そこに天体は存在しない。
けれど、その“空っぽ”の場所にこそ、疼きが宿ると、占星術師たちは見た。
そこには、なにもないはずなのに──
それなのに、心の奥の奥が、なぜかそちらへ引き寄せられてしまう。
まるで、自分でも気づかないうちに、
そこへ引きずられていくように。
触れることはできないのに、
目を逸らせない。
抑えても、浮かび上がってくる。
占星術師たちは、その“不在の座標”に、
禁じられた欲望の象徴を見出した。
リリス。
その象徴は、
満たされなかった渇望
言えずに飲み込んだ欲望
隠してきた衝動
抑えこまれて歪んだ官能
誰かの理性が「恥」と名づけたもの、
社会の枠が「いけないこと」としたもの。
でも──
そんなふうに、誰かに決められるようなものじゃなかった。
リリスは、生まれた瞬間の空に、見えない月の疼きを刻んでいる。
それは、生涯にわたって「惹かれてしまうもの」や
「自分でも持て余す衝動」として現れることもある。
わたし自身もまた、
リリスが示すその場所に、
触れられたくてたまらなかった傷と、
誰にも明かせなかった快楽が、ひっそりと棲んでいた。
🌕【わたし】名にしたという選択
「ほしのりりす」と名乗ることは、
その影にふれることを、恐れないと決めたこと。
この名前は、どこかから降りてきたようでもあり、
わたしの奥で、ずっと名乗られるのを待っていたようでもあった。
まるで──濡れた指先に、
ふいに触れた名前が、静かにひらいていくように。
でも、それを名乗ると決めたのは、
たしかに、わたし自身の意志だった。
星の名を借りながら、
語るのは、光では見えない身体の声。
それは、
ねだるでもなく、
媚びるでもなく、
わたしの奥に、そっと触れるように。
わたしを、わたしで、ひらいていくように。
触れられたいのに、
誰にも触れさせられなかった場所を、
自分の名前で抱きしめる。
✴️ 名前の中に、
星と影と、欲望と。
わたしはそれを、ぜんぶ抱いて、
この名で、生きていく。
……もし、
あなたの中にも、
まだ言葉になっていない疼きがあるなら──
星が記したその場所を、
わたしと一緒に、のぞいてみない?
生まれた瞬間の空に刻まれた、
”あなただけの“影の座標”を。
次のNOTEでは、
あなたのリリスが宿る“星座の場所”について、少しだけ言葉にしてみます。
どの星座にあったとしても、そこにはきっと、
あなたしか知らない疼きがあるはずだから。
──そしてもし、
その“疼き”の名前を、ひとりでは読みきれないと感じたら。
「無料モニター鑑定」も、近々はじめてみます。
このNOTEから感じるものがあれば、ぜひ応募してみてください。
フォローや「スキ」も、とても嬉しいです。
それがわたしにとっての、小さな“ひらきのサイン”になります。
あなたの“星の疼き”に、また会えますように。
── ほしのりりす
▶前回は──
📘“感じてしまう星”としての、わたし自身のホロスコープを読んだお話でした。
星に書かれていた「ひらき方」と、そこから見えてきた処方箋。
自分を知ることは、ふれることに似ているのかもしれません。
▶次回は──9/24 21時公開
📕“星座リリス”という星について、少しだけお話しします。
わたしが名乗った「リリス」は、
きっと誰の中にもある、ひらき方のかたちの一つ。
12星座それぞれにあるリリスの物語を、
次は、少し俯瞰しながら読んでみようと思います。
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読み終えて、なにかが残ってしまったなら──
その余韻を、そっと返してもらえると、うれしいです。
わたしはまた、ひらいて書ける気がします。