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もう限界って、言えなかっただけ。──2026年1月3日・蟹座満月の夜に

ちゃんと起きて、
ちゃんと動いて、
ちゃんと役割を果たしていた。

仕事も日常も、
まわりから見たら、なんの問題もない。
むしろ「よくやってる人」に見えていたかもしれない。

それでも夜になると、
理由のわからない疲れだけが残っていた。

心の奥で感じていたあの違和感に、
ようやく触れてしまったのが、
この日の月やった。

2026年1月3日、蟹座の満月。

太陽は山羊座で、
わたしが「果たしてきた役割」に光をあててくる。
月は蟹座で、
「ほんとはこうしたかったわたし」を、静かに見つめてくる。

それはまるで、
ちゃんとやってきた自分と、
本当はがまんしてきた自分が
はじめて向き合ってしまうような感覚。

わたしは、「できる人」として振る舞ってきた。
頼られることに応えてきたし、
期待を背負うことも当たり前になっていた。

でも、そのぶん、
感情の置き場所はどんどん後回しになっていった。

「わたしの気持ちは、後でいい」
それを、何度繰り返したんやろう。

この満月が照らしたのは、
そうやって押し込めてきた、
小さな本音のかけらたちやった。

土星と海王星は、魚座の終わりで重なっている。
それは「情」で引き受けてきたすべての境界を、
もう一度引きなおすような流れ。

やさしさで選んできたことのなかに、
ほんとは寂しさや不安がまぎれていたとしても、
それは間違いじゃなかった。

ただ、これからは、
そのやさしさの使い方を変えていい。
「だれか」のためにだけでなく、
「わたし」にもちゃんと向けていい。


冥王星は山羊座を抜け、水瓶座のはじまりにいる。
この流れはもう、
「同じやり方を続けてる場合じゃないよ」って、
教えてくれてるようなものかもしれない。

でも焦らなくていい。
変えるために、まず観ること。
観ることで、ようやく選びなおせるから。

今日、なにかを決めなくてもいい。
行動に移せなくてもいい。

ただ、

「ほんとは、もう無理やったんやな」

って、気づいてしまった自分を、
追い返さないで。

わたしがわたしに
正直になれる瞬間は、
いつだって「感じてしまったとき」からはじまる。

——ほしのりりす


よんでくれて、ありがとうございます
わたしのことばが、
からだのどこかに残ったなら。
よかったら、ほかの夜も読んでみてくださいね。

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ほしのりりす🌙🌑感じるよるの占星術 読み終えて、なにかが残ってしまったなら── その余韻を、そっと返してもらえると、うれしいです。 わたしはまた、ひらいて書ける気がします。

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