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12星座別・触れなかった恋が残る場所――好きだったのに、触れなかった人へ・続編

割引あり

はじめに

触れなかった恋は、どこに残っているのか

何もなかったのに、
なぜか今も身体のどこかに残っている人はいませんか。

付き合ったわけでもない。
手をつないだわけでも、抱きしめられたわけでもない。
好きだと伝えたわけでも、好きだと言われたわけでもない。

それなのに、
名前を見れば少し喉がつまる。
似た香りに振り返る。
眠る前になると、あの人との「もし」が静かに戻ってくる。

終わった恋なら、泣く場所がある。
失恋なら、名前をつけられる。

でも、始まらなかった恋は、
どこに置いていいのかわからない。

「好きだった」と言うには、少し大げさで。
「何でもなかった」と言うには、少し痛すぎる。

その間に残ってしまったものを、
私たちはたぶん、長い時間をかけて抱えている。

そして、
触れなかった恋が残る場所は、
みんな同じじゃない。

踏み出さなかった一歩に残る人もいる。
肌が覚えている声や香りに残る人もいる。
送らなかった言葉に残る人もいる。
見せられなかった素顔や、行かなかった未来に残る人もいる。

このnoteでは、12星座別に、
あの恋が、あなたのどこに残っているのか。
なぜ、あのとき一歩を踏み出せなかったのか。

そして今も胸にあるものが、
あの人への未練なのか、

それとも、
あの恋の中で言えなかった自分の本音なのかを、
静かにほどいていきます。

まだ好きだから、だけじゃない。

会いたいと言えなかった自分。
触れてほしいと願いながら、平気なふりをした自分。
関係を壊したくなくて、欲しい気持ちごと胸の奥へしまった自分。

あの人ではなく、
そんな自分がまだ、
あの恋の中に残っている。

気持ちは、
見つけてもらえないままだと、
身体の奥で何度も同じ場所へ戻ってくる。

似た香りに振り返ったり。
名前を見ただけで、喉の奥が熱くなったり。
もう終わったはずの夜を、眠る前に何度も思い出したり。

そやけど、

「私は、ほんまはこうしたかったんやね」
「こんなふうに、あの人を好きだったんやね」

と、自分の気持ちを見つけて、
そのまま受け取れると、

身体は少しずつ、
もう抱え続けなくてもいいことを知っていく。

受け入れることは、
あの恋を正しかったことにすることじゃない。

相手を許すことでも、
もう一度好きになることでもない。

あの恋の中にいた自分を、
これ以上ひとりにしないこと。

それだけで、
忘れようとしていた力が抜ける。

答えを探し続けなくてもよくなる。

あの人との「もし」に向いたままだった心が、
今いる場所へ少しずつ戻ってくる。

それが、
この星読みでたどり着きたい場所。

あの恋が残っている理由を知って、
そこにいた自分を受け入れて、
もう同じ場所で待ち続けなくてもいいと、
自分へ伝えてあげること。

自分の星座を読み終えたとき、

なぜ、あの恋だけが今も残っているのか。

あのときの自分は、
何を言えず、
何を欲しいと言えなかったのか。

その気持ちを、
今の自分はどう受け止めてあげられるのか。

その輪郭が見えてきたら、
あの恋は少しずつ姿を変えていく。

あなたを同じ夜へ連れ戻す記憶から、
誰かをこんなにも好きになれた自分を知る記憶へ。

自分の本音を、
次は置き去りにしないための記憶へ。

見つめることが、
受け入れることにつながる。

受け入れることが、
胸の奥を少し楽にする。

そして、
これからの恋を、
今の自分で選べる自由へつながっていく。

今夜、12の恋の残り方から、
あの恋の中に置いてきた自分を、
そっと迎えに行こう。




ここから先は、12星座別に、
触れなかった恋が残る場所を読んでいきます。


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8,340字
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読み終えて、なにかが残ってしまったなら── その余韻を、そっと返してもらえると、うれしいです。 わたしはまた、ひらいて書ける気がします。