書いたはずのわたしより、深く感じた夜。
誰かが、わたしの言葉をそっと受け取ってくれたとき。胸の奥が、静かにふるえました。
書いたわたしよりも深く、その奥にある“なにか”を感じてくれていたこと。
それは、ただうれしいだけじゃなくて、わたしにとって、ひとつの誇りのようなものでした。
媚びていない。合わせてもいない。
それでも誰かの心に届き、奥の奥まで、静かにしみ込んでいくような感覚。
その感触を、最近、はっきりと感じたのです。
なぎさんという方が、わたしの作品をふたつ、丁寧に読んでくださいました。そして、それぞれに感想を綴ってくれました。
「星を読むより、星を感じる」という言葉に、はっとさせられました。
占星術って、未来を当てるものじゃなくて、自分の内側にある「まだ名前のない感覚」に触れるものなんですね。
そう考えると、星ってもっと身近で、優しい存在のように感じられます。
特に心に残ったのは、「理由もなく涙がにじんだ夜」という表現です。
誰にでもそんな夜があって、その奥に隠れている疼きにも、星は静かに寄り添ってくれているのかもしれないって思ったら、なんだか救われる気持ちになりました。
文章全体が、秋の夜風みたいに優しくて、繊細で。
読んでいるだけで、自分の心の輪郭が少しずつ変わっていくような不思議な感覚がありました。
引用許可をいただいています
なぎさん、ありがとうございます
「触れていないのに、熱だけが息づいてる」って、すごく分かる気がします。
好きな人のことを想うと、触れてもいないのに、身体のどこかが温かくなったり、ふとした瞬間に相手の気配を感じたりすること、ありますよね。
それを「身体が先に想い出してしまう」って表現するなんて、本当に繊細で美しいなって思いました。
特に心に響いたのは、「奪いたいわけでも、征服したいわけでもない」という言葉です。
ただ静かに、自分の奥に相手を迎え入れたくなるような恋。それって、とても深くて優しい愛のかたちですね。
「触れない距離」で想い続けることの切なさと尊さが、金星と火星の関係に重ねて語られていて、占星術って本当に心の奥の感情まで映し出すんだなって、改めて感じました。
引用許可をいただいています
なぎさん、ありがとうございます
この感想を読んだとき、わたしの心が、書いたとき以上にふるえました。
まるで、わたしの中にある、“まだ言葉になっていなかった部分”を、そっと掬いあげてもらえたようで。
なにか、わたしの中の「わたし」を引き出してもらったような気がして、ふいに涙が出そうになったのを覚えています。
余白ごと、音の温度ごと、受け取ってくれる人がいる。それを感じたことが、わたしにとって大きな光でした。
なぎさんは、note大学占い部の部長さんで、ことばにとても繊細なまなざしを持っている方です。
あらためて、占い部に入ってよかったなと思います。この場所で、ことばのめぐりに出会えたこと。それが、わたしの誇りのひとつです。
言葉って、ただ届けるものじゃない。ほんとうは「受け取られた」ときに初めて、生きる。
わたしの書く文章には、いつも余白があります。
星と身体のあいだ。
言葉と感覚のあいだ。
まだ名前のない“ゆらぎ”のようなもの。
その余白に、そっと手を伸ばしてくれる読者がいること。それが、書き続けたいと思えるいちばんの理由です。
わたしは、万人に届く文章を書きたいわけじゃない。わたしのままで届くことに、意味があると思っています。
そしてきっと、この文章をここまで読んでくれたあなたも、どこかで誰かの言葉を“奥まで”受け取った人なのでしょう。
あるいは、わたしのことばのなかに、すでにあなた自身の響きを見つけてくれていたのかもしれません。
だから、あなたがこの文章にとどまってくれたこと。それが、わたしの誇りです。
ありがとう。
いつも読んでくれて。
あなたと、あなたの感性に感謝しています。
わたしの中の、静かな“官能”にふれてくれていたのだと思います。
──ほしのりりす
この文章を通して出会えた“めぐり”を、ここに残しておきます。
なぎさんに感想をいただいたnote👇
わたしのことばが気になったら、ふれてみてください。
🍁 今回の投稿は、「新たなスタートの秋」テーマに参加しています。
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読み終えて、なにかが残ってしまったなら──
その余韻を、そっと返してもらえると、うれしいです。
わたしはまた、ひらいて書ける気がします。