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2020_0119_0120_02 乾いたどこかへ

2020年
01月19日の夜から
01月20日の朝にかけて
見た夢のこと。
同じ日に2通のメモが残っていたので
こちらを02としています。
全体で1100文字程度です。

われわれ、自動車に乗っております。

古くて大きくて平べったいアメ車。
砂をまぶしたアスファルトの上を
ざうざうと走るロードノイズ。

見渡す限り乾いた荒野。
果てしなくまっすぐな道。
砂ぼこりの色した風が横からふいています。

前を見ると、乾いた一面の砂肌が光を反射してまぶしい。
どうしてもクリント・イーストウッドの表情になります。

その車の中は、3人。
ドライバーとわたくしと
見知らぬ白人の女性の方。

女性の方は助手席に座っています。
やはりまぶしいのか大ぶりなティアドロップ型の
サングラスをかけていて表情はうかがい知れません。

空けた窓から外の乾いた空気が熱風となって吹き込みます。
その熱風にさらされてわたくしの唇はカサカサに乾きます。
助手席の女性の唇は赤々と艶々としています。

わたくしはドライバーの後ろに位置しています。
カウボーイハットを被っているのが分かるだけで
運転席は座席のヘッドレストに遮られて見えません。

町の途中に検問が張られています。
そこで、止められて各自取り調べ。

同乗していた女性は事務所に連れられる。
なにか指名手配になっているようです。

わたくしは暇つぶしに誰かが買って来て
車内に置いてあるファッション雑誌を眺めてます。

特集ページの
「ネイティブ・アメリカンから
 スピリチュアルな贈り物をされた人たち」
を眺めるともなくめくっています。

女性はすぐに事務所から出て来た。
とくに追いかけてくる人たちもない。

なんというか、賄賂か暴力か睡眠ガスのような
通常ルート以外の方法で出てきたのだろうな
と勝手に伝わってきます。

悠然とドアを開けて助手席にするりと滑り込みます。
乗っているアメ車は、サスペンションが柔らかいのか
彼女が座ると、ゆったりと沈み込んでまた膝を伸ばします。

ドライバーは彼女を待っていたのでしょう。
ゆっくりと車を走らせ出します。

あれ、もしかするとこの中で言うと
この女性が仲間外れなのではなく
わたくしのほうが仲間外れなのかも。

そう思った瞬間、不思議に思い出します。

この人たち一体どこの誰だろう?
自分はなんでこの車に乗っているんだろう?
この車は一体どこを目指しているんだろう?
なんで、自分はさっきの検問で
この車から飛び降りなかったのだろう?
なんで自分の足首には鎖が巻かれているのだろう?

と思った瞬間にゾッとして
耳の奥で心臓が爆ぜるように
脈を打ちます。

~おしまい~

<起床後>
ゾッとした瞬間に飛び起きました。
あのままぼんやりとしていたら乾いた道の先
どこに連れていかれたんでしょうか。
アメリカのB級ロードムービーのような景色でした。

2026追記。
この夢のメモを読み返した時に
乾いた唇とそれ以上に乾いた喉の感覚がよみがえりました。
個人的には、悪夢とか好きです。夢だから。

拝読感謝。

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