🌿【中学2年生10月】 1「俺ってADHDだけ?」― 学習の凸凹もあると知った日
みらぽ
カウンセリングで先生に言われた一言が、頭から離れませんでした。
「ADHDだけでなく、学習面でも凸凹が大きいですね」
その場ではうなずいたものの、心の中はざわざわ。
“発達障害”という言葉にようやく向き合い始めたばかりなのに、さらに「学習の凸凹」なんて…。
頭では「特性のひとつ」と理解しているつもりでも、母としての気持ちは簡単には整理できません。
「この子はこれから勉強についていけるのかな」
「周りから置いていかれるんじゃないかな」
「将来の可能性はどうなるの?」
帰り道、そんな不安ばかりがぐるぐる。
私ひとりが重たいリュックを背負わされたような気分で、どんよりしていました。
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家に着いてからもモヤモヤは晴れず、意を決して長男に伝えました。
「ADHDに加えてね、勉強のほうでも凸凹があるんだって。
ノートの使い方とか、人と違う部分があって、ちょっと工夫が必要らしいよ」
すると長男は、一瞬黙った後にニヤッと笑い、こう言いました。
「え? 俺ってADHDだけだと思ってた。
……へぇー。すごくねー?」
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その瞬間、私の中で何かが崩れ落ちるように脱力しました。
「すごい」の意味なんて、全然分かりません(笑)。
でも、本人は落ち込むどころか「おれってすげぇ」とでも言いたげに受け止めている。
私は「不安でたまらない」のに、本人は「おもしろい発見」くらいにしか思っていない。
そのギャップに拍子抜けし、同時に、なんだか救われてしまいました。
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母の揺れと、長男のポジティブさ
母としては、やっぱり心配が消えるわけではありません。
学習の凸凹は「怠けているからできない」わけではない。
でも学校生活や受験となれば、どうしても苦労する場面があるだろうと分かってしまう。
そこに立ち向かうのは親ではなく、本人。
だからこそ「どうサポートすればいいのか」と迷い続けてしまうのです。
けれど、そんな母の不安をよそに、長男はポジティブのかたまり。
「すごくねー?」と笑ってみせるその姿は、悩んでばかりの私に「まあ何とかなるよ」と背中を押しているようでした。
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この日の気づき
診断名や言葉はただのラベル。
大事なのは、その子自身がどう受け止め、どう歩んでいくか。
そして親が、その歩みにどう寄り添うか。
私が「また新しい壁が…」と立ちすくんでいる間に、長男は「それっておもしろいじゃん」と笑い飛ばしてしまう。
そんな凸凹コンビのやりとりに、これから先もきっと救われるんだろうなと感じた一日でした。
📗📚中学2年のまとめ記事はこちら
👉🌺🌿中学2年生を振り返って―揺れながらも前へ進んだ一年
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