【保育学生100の悩み|Vol.12】笑顔でいられない日があっても大丈夫ですか?
「先生なんだから、いつも笑顔でいなきゃ。」
そんなふうに思っていませんか?
実習が始まると、緊張したり、失敗したり、注意されたり。
気づけば笑顔なんてどこかへ行ってしまう日もあります。
でも、それでいいんです。
一つ、聞いてもいいですか?
あなたは、普段ずっと笑っていますか?
疲れた日もありますよね。
落ち込む日もあります。
それなのに、保育士だけが毎日100点の笑顔でいなければいけないなんて、少し苦しくありませんか。
もちろん、笑顔は大切です。
子どもは安心しますし、場の雰囲気も明るくなります。
でも、本当に子どもが見ているのは、笑顔そのものではありません。
「この先生は、自分を大切にしてくれる人かな。」
そこなんです。
例えば、少し表情が硬くても、
「おはよう。」
「来てくれたね。」
そんな一言を優しくかけてもらえたら、子どもは安心します。
反対に、笑顔でも心ここにあらずだったら、その空気は意外と伝わるものです。
現場でも、実習生から
「今日は全然笑えませんでした…。」
という声を聞くことがあります。
でも、園の先生たちは意外と、
「今日は緊張していたんだね。」
そんなふうに見ています。
笑顔が少なかったことより、一生懸命子どもと向き合おうとしていた姿のほうが、ずっと印象に残るんです。
だから、笑顔を作ろうと頑張りすぎなくて大丈夫。
まずは子どもの話を聞くこと。
目を見てうなずくこと。
名前を呼ぶこと。
そんな小さな関わりの積み重ねが、自然な笑顔につながっていきます。
不思議なもので、自分が笑おうとするよりも、子どもと一緒に笑った瞬間の笑顔のほうが、何倍も素敵なんですよ。
園長からひとこと。
笑顔は、作るものじゃなくて、
子どもと過ごす時間の中で、
自然と生まれてくるものです。
